原作は、少女コミック誌『りぼん』(集英社)で1989年に柊あおいが発表した⻘春恋愛漫画『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫(つきしましずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼ぶストーリー。
その人気漫画を1995年にスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、⻘春映画の金字塔として今なお人気作品となっている。
そんな人気漫画原作を元に、実写映画が10月14日に公開となる。
本作実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が描かれる。
大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じ、メガホンをとるのは平川雄一朗監督。
今回解禁になったのは、住友沙来演じる雫の親友・夕子と、夕子が恋心を寄せる同級生・杉村(荒木飛羽)の姿を捉えた懐かしさ溢れる場面写真の数々。
休みの日も一緒に遊ぶほど仲の良い雫と夕子。夏休みのある日、ラブレターを受け取ったという夕子の話を聞いた雫は、夕子に、他に気になっている人がいることに気づく。
野球の部活動に励む杉村と雫が他愛もないやりとりをしていると、夕子は駆け足でどこかへ消えてしまう。その後、杉村に惹かれていることを打ち明けられた雫は、悩む夕子を手助けしようと神社に杉村を呼び出すが、杉村は雫のことが気になっていて...?!
杉村を演じたのは『るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning』(21)、『あなたの番です 劇場版』(21)などに出演している荒木飛羽、夕子役には『ギャングース』(18)、 『糸』(20)などに出演している住友沙来が演じる。
自分の気持ちに真っ直ぐな割に周囲からの好意には鈍感な杉村や、なかなか素直に想いを伝えられず頭を抱える夕子の姿は甘酸っぱい⻘春そのもの。ピュアな初恋から10年...大人になった2人を演じるのは山田裕貴 と内田理央。雫と夕子がルームシェアする部屋で、昔と変わらず3人で笑い合い楽しく過ごすシーンも見所のひとつとなっている。
STORY
読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる―――どんなひとなんだろう。あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、10年後また必ず会おうと誓い合う。それから10年の時が流れた、1999年。雫は、児童書の編集者として出版社で働く傍ら夢を追い続けていたが、思うように いかずもがいていた。もう駄目なのかも知れない―――そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、そんな時の支えは聖司にとっても同じく雫であった。
そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった
先は―――。
映画『耳をすませば』
10.14 ROADSHOW
◆出演:
清野菜名 松坂桃李
山田裕貴 内田理央 / 安原琉那 中川翼 荒木飛羽 住友沙来 音尾琢真 松本まりか 中田圭祐 小林隆 森口瑤子 / 田中圭 近藤正臣
◆原作:柊あおい「耳をすませば」(集英社文庫<コミック版>刊)
◆監督・脚本:平川雄一朗
◆音楽:髙見優
◆主題歌:「翼をください」杏(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◆配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
◆撮影期間:2020年3月〜4月(第1期)、2020年7月〜8月(第2期)、2021年10月(第3期)、2022年5月(第4期)
◆公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp /mimisuma-movie /
◆公式SNS Twitter:https://twitter.com/mimisuma_movie
instagram:https://www.instagram.com/mimisuma_movie/
©柊あおい/集英社 ©2022『耳をすませば』製作委員会