出版社編集者×クセモノ大学准教授の“再会”ラブストーリー
本作は、高校時代に別れた恋人に十数年ぶりに再会した、素直になれない30代男子のオトナのラブストーリー。出版社の中堅編集者・宮田晃啓を演じた長谷川。役柄について「ベースは真面目ですが、岩永崇と再会して昔を思い出して理性を失ってしまうシーンもあります。崇の甘い誘惑に対して葛藤している役どころ」と紹介した。
頭脳明晰&容姿端麗&名家出身の准教授・岩永崇を演じた古屋は「崇は余裕のある大人。甘い言葉も水が流れる様に出るのは僕としても新鮮。演じていて自分もこんな風に余裕があって甘い言葉がかけられたらいいなあと思いました」と憧れながら、撮影中は「まこっちゃんを口説き落としにいっていました」と熱演を報告 した。
一方、そんな古屋からの甘い言葉に長谷川は「近距離から甘いことを言われてニヤッとしてしまい、監督からは『惚れすぎ!』と注意を受けました。撮影中は呂敏さんに落とされないよう頑張っていました」とメロメロだった。
実は昨日クランクアップしたばかりというふたり。長谷川は「お互いに初めて主演を務めるということでプレッシャーもありましたが、それも昨日でひと段落した感じです。でも今日から皆さんのもとに作品が放たれると思うと気が抜けません。皆さんに愛される作品になってほしいです」と期待。古屋も「今振り返ればとても早い一か月間でしたが、毎日濃密で有意義な時間を過ごせたと思います。現場の雰囲気も良くて、愛のある方々ばかりで作られた作品。このドラマが、この愛が今日から外に広がったらいいなと思います」と願っていた。
撮影の裏話になると古屋は、長谷川とのベッドシーンに触れて「まこっちゃんの左肩の艶やかさが凄いカットがある」と見どころに挙げて「モニターを見ながら男性なのにこんなに美人なのか⁉と驚いてまこっちゃんを見たら、本番前に丁寧にボディークリームを塗っていました」と目撃談。
ちなみに古屋も自腹で買った高級ボディークリームを現場に持ち込んでいたそうだが、長谷川はそれをスタッフが共用で用意したものと勘違い。「お酒の瓶のような形のボディークリームが置いてあったので使っていたら、呂敏さんから『それ俺の!』と言われた」と苦笑いだった。
この高級ボディークリームについて古屋は「ベッドシーンもあるのでエチケットは大事だと思い、香水とボディークリームが合わさったような1万円くらいする高価なものを買いました」と説明。「まこっちゃんのためにこれをつけて本番に挑もうとしたら、まこっちゃんが『これいいっすね!』と5千円分くらい使っていた」と長谷川の無断借用を告発しながらも「そのお陰で素敵な香水のいい匂いでベッドシーンの本番を迎えました」と結果オーライだった。
本作で初共演したふたりだが、濃厚なベッドシーンを乗り越えた絆もあり、すっかり相思相愛。古屋に至っては「想いが僕の方が強いのか、まこっちゃんがTHE RAMPAGEのメンバーとイチャイチャするストーリーをインスタにあげていたのを見て、僕とこんなにイチャイチャしたのにすぐに浮気するじゃんこの子!とリアルに妬いてしまいました」とまさかのジェラシー。
これに長谷川は「呂敏さんからインスタのアカウントに『妬いた』というメッセージが来ました」と想いの強さにビックリしていた。
そんな長谷川は撮影時にあった「不意打ちのキス」というハプニングを告白。撮影現場では本番以外は実際にキスしないという流れがあったそうだが、「段取り確認中に僕が思わず呂敏さんにチュッとしちゃった。『うわ、キスしちゃった!』と言ったら呂敏さんはそれにキュンキュンしたそうです」と照れ笑い。
一方、古屋は長谷川の寝顔に胸キュンしたそうで「撮影中にまこっちゃんがソファーの上でスヤスヤと本当に寝ていた。その時の寝顔にまこっちゃんの素の姿が出たのかなと思った」と振り返っていた。
最後に古屋は「30オーバーだからこそある恋愛の悩みや辛さジレンマの中で二人がどう愛を育むのかを見てほしい」とアピール。長谷川も「ほっこりできてキュンキュンもできて、この作品を見て色々な感情になれるはずです。物語の中に自分にリンクする部分もあると思うので、自分の人生と照らし合わせて見てほしい」と呼び掛けていた。
ドラマ イズム 『 恋をするなら二度目が上等 』
毎週火曜 MBSにて24:59~、 TBSにて25:28~
配信:TBS放送後に、TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり
原作:木下けい子『恋をするなら二度目が上等』 (徳間書店 Charaコミックス)
出演:長谷川慎 古屋呂敏/髙松アロハ 永瀬莉子 中村久美 白石隼也
監督:安川有果 のむらなお
Ⓒ 「恋をするなら二度目が上等」製作委員会・ MBS