
⽇本のほかに、タイで3 週間に及ぶ撮影を敢⾏した本作。⽇本とタイでは撮影スタイルがまったく異なる。南国特有のスコールによって撮影の変更も余儀なくされるが、チャンプ監督をはじめ、タイの撮影スタイルはとてもフレキシブル。タイには時間を細かく区切った⾹盤表(撮影スケジュール表)
が存在しない。また、チャンプ監督は本番前のテストを⾏わず、俳優の⾃然な演技をそのまま収めるスタイルを取っている。そんなカルチャーの違いに⼾惑う森崎と向井だったが、そこは数々の経験を積んできた⼆⼈だけあって、柔軟に対応していた。

森崎は「監督をはじめ、タイのチームは楽しそうに撮影を進めていて印象的でした。⽇本のチームとの⽂化や⾔葉の壁もありましたが、お互い譲らずに乗り越えて⼀つになれた瞬間が何度もあり、それが良いシーンとして映画に刻まれていると思います」と、当初の不安が最終的には⾃信に繋がる撮影現場だったことを吐露。

向井も「監督は⽇本が⼤好きで、撮影中もモニターを⾒ながらニヤニヤしている愛情あふれる⽅でした。撮影スタイルの違いに最初は⼾惑いましたが、結果的に素晴らしい画が撮れたと感じています」と、森崎同様、当初のとまどいも作品の出来への確信を⾒せるまでになった⼼情の変化を語った。

異国の地で描かれる両⽚想いの2⼈の初恋。相⼿を想いながらもすれ違ってしまう姿に胸を打つ、⽂化や⾔語の壁を越えて紡がれる”切なさ”と”トキメキ”があふれるピュアラブストーリー映画『(LOVE SONG)』の今後の展開に、引き続きご注⽬︕
『(LOVE SONG)』
10月31日(金) 全国ロードショー
出演︓森崎ウィン 向井康⼆(Snow Man)
ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原⼤祐 ⿑藤京⼦
ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢⾒亮太
夏⽬透⽻ ⽔橋研⼆ 宮本裕⼦/筒井真理⼦/及川光博
監督・脚本︓チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
配給︓KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会