ドローン兵器を使った“現代の戦争”は国々を越えて遠く離れた会議室から敵を狙う、ハイテクを駆使するものに進化した。その会議室で、恐るべきテロリストから多くの命を救うために一人の少女の命を犠牲にするか、軍上層部の葛藤が始まる。
主演は「クィーン」のヘレン・ミレンで、共演にはアラン・リックマン(これが遺作)、アーロン・ポール、バーカッド・アブディら。監督は「エンダーのゲーム」のギャヴィン・フッド。コリン・ファースが製作者の一人に名を連ねている。
画像1: ファントム・フィルム配給

ファントム・フィルム配給

英国軍諜報機関の将校キャサリン・パウエル大佐(ヘレン)は、国防省のベンソン中将(リックマン)と協力し、米軍の最新鋭ドローン偵察機を使い、ロンドンで英米合同のテロリスト捕獲作戦を指揮していた。

やがて上空600メートルを飛び、そこからターゲットを確認する無人航空機が、ケニアのナイロビに潜む凶悪テロリストたちの隠れ家を突き止める。その映像は英国、米国、ケニアの司令官たちが集まっている会議室のスクリーンに映し出されるが、どうやらテロリストたちは大規模な自爆テロを計画していることがわかってくる。パウエル大佐たちの任務は武装勢力の壊滅作戦へエスカレートする。

その頃、ネバダ州の米軍基地では新人ドローン・パイロット、ワッツ(ポール)がパウエルの指令を受け、強力なミサイルの発射準備に取り掛かる。しかし発射準備に入った時、ミサイルの殺傷圏内に一人のパン売りの少女がいることが判明する。

民間人を巻き込む可能性が浮上し、ロンドンの会議室では、軍人や政治家たちが作戦遂行と中止の間で意見衝突。ナイロビの現地工作員は、なんとか少女を移動させようと奇策を練る。パウエル大佐は、多くの人命を救うために少女を犠牲にしても壊滅作戦を優先しようと焦るが……

現代の戦争の闇を浮き彫りにした軍事サスペンス「アイ・イン・ザ・スカイ〜世界一安全な戦場〜」は2016年12月23日より公開。

2016年12月23日公開
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画像: 映画『アイ・イン・ザ・スカイ』予告編(90秒) youtu.be

映画『アイ・イン・ザ・スカイ』予告編(90秒)

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