「白い帽子の女」のブラッド・ピットが、新作で1920年代の実在の薬学博士を演じることになりそうだ。その新作『彼は月を欲しがった』He Wanted the Moonは、1920年代の医学博士ペリー・ベイアードを描くもの。
ハーバード大学で学んだ彼は、双極性障害を患い、その研究のために薬草を育てた人物。原作は彼の娘ミミ・ベイアードとイヴ・クラクストンによる回顧録『彼は月を欲しがった:ペリー・バイアード博士の狂気と薬物の天才的能力、そして彼の娘による彼を知ろうとする探求』で、ピットの製作プロダクション、プランBがその映画化権を入手し、ピットは製作に参加することが決定。さらに主演もするとみられている。脚本は「リンカーン」のトニー・クシュナー。監督は未定。製作は他にルビコン・エンターテーンメント、クロス・クリーク・ピクチャーズ他。