タロン・エガートン×ヒュー・ジャックマン爽やかなスポーツ伝記ドラマ
主人公のエディ役には「キングスマン」で一躍スターダムに躍り出たタロン・エガートンが扮し、その彼をコーチする元選手役で「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンが共演。
監督は俳優出身で脚本家としても活躍する「サンシャイン/歌声が響く街」のデクスター・フレッチャー。製作で「キック・アス」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「キングスマン」とエッジの効いた作品を送り出すマシュー・ヴォーンが参加している。
エディは近眼で運動音痴だったが、幼い頃からオリンピックに憧れ、偶然目にしたスキージャンプに心惹かれてこの競技でオリンピックに出たいと思うようになり、なんとジャンプを始めてからわずか1年余りでイギリス代表選手として認められた努力の人なのだ。
エディ(エガートン)は小さな頃からオリンピックに出たかった。だが左官の父親はそんな夢物語は早く忘れろと言うばかり。エディも夢を諦めかけるが、そんな時に目にしたスキー競技に憧れ、これでオリンピックに出るんだと再び決意を新たにする。
ジャンプ選手が強化合宿をしているドイツのスキー場にやって来たエディは、そこでスキー場の整備係をしているピアリー(ジャックマン)と出会う。彼はいまでこそ飲んだくれているが、かつてはアメリカのオリンピック代表になったほどの天才的選手だった。
ピアリーにコーチを頼み込むエディ。最初はすげなく断わるピアリーだったが、大怪我をしても決して諦めようとしないエディの姿に心を動かされ、ついにピアリーとエディの二人三脚の猛特訓が始まった。そしてようやく1年かけてエディはイギリスのオリンピック参加標準記録に達し、カルガリー冬季五輪に出場できることになるのだが……