福山雅治主演・是枝裕和監督の法廷心理サスペンス
「三度目の殺人」
ニーノ・ロータ、モリコーネに続くイタリアの“巨匠”作曲家、ルドヴィコ・エイナウディが、是枝裕和監督の最新作『三度目の殺人』の音楽を担当することが決定した。現在世界で最も愛されているクラシック作曲家・エイナウディが、日本映画の音楽を手掛けるのは今回が初めて。
「三度目の殺人」は、「そして父になる」の是枝裕和監督と福山雅治が2度目のタッグを組んだ話題作で9月公開予定 (東宝・ギャガ共同配給)。役所浩二、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功といった豪華なキャストも注目されている。
2月下旬に来日したエイナウディ。
都内スタジオで是枝監督やキャストと対面し意気投合
エイナウディは、世界中でCDセールスが150万枚を突破、さらに楽曲(パソコンを中心としたストリーミング)再生回数がなんと5億4千万回以上という「現在世界で最も聴かれている=愛されている」クラシック系作曲家・ピアニスト。ヨーロッパではカリスマ的な人気を誇るイタリアの巨匠。
2月下旬にルドヴィコ・エイナウディは来日し、映画を撮影中の都内のスタジオを訪れ、そこで是枝監督と初対面を果たした。今回の映画の制作にあたりずっとエイナウディの音楽を聴いてきたという是枝監督は、初めて出会うエイナウディと感動的に対面。スタジオ内のモニターで撮影中の映像をエイナウディに見せながら、シーンの意味や、そこに求める音楽の意図を熱く説明した。世界的なクリエイター2人は初対面にも関わらずすぐに意気投合し、和やかに語り合った。スタジオでは主要キャストたちとも対面し、わずかな時間ではあったが挨拶を交わした。キャスト一同からは大きな拍手が起こり、福山雅治は『大変光栄です』と語った。
「三度目の殺人」
2017年9月全国ロードショー
http://gaga.ne.jp/sandome/