映画ファンが選ぶSCREENゴールデン・グランプリの発表です。
第66回を迎えるこの大賞で、ベスト5に選ばれたのは!?
5位「レヴェナント:蘇えりし者」
復讐に燃える男の壮絶なサバイバル・ドラマが5位にランクイン。厳寒の地の映像がとにかく素晴らしく、一体どうやって撮影したのか!?と思わず驚嘆。悲願のアカデミー賞主演賞に輝いたレオナルド・ディカプリオをはじめ、過酷な撮影に挑んだ俳優陣にも拍手を贈りたいもの。
4位「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
アメコミ映画ブームの本格的到来を実感した2016年。これはその代表的一本といえるでしょう。スパイダーマンやブラックパンサーら新キャラクターも初登場し、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3突入にふさわしい豪華さでファンを魅了してくれました。
3位「オデッセイ」
火星にたった一人取り残されてしまった宇宙飛行士の運命を描いたSFアドベンチャー。悲惨なパニック・スリラーではなくポジティブな生還劇に仕立てた発想が素晴らしく、全世界が力を合わせるという展開に胸が熱くなりました。困難な状況でもユーモアを忘れない主人公をマット・デーモンが快演。
2位「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
「スター・ウォーズ」シリーズ初のスピンオフ作品。しかもあの第一作の前日譚で、破壊兵器デス・スターの設計図を盗み出すというハラハラ感100%のストーリー。登場するキャラクターが“ならず者”だけど信義のためなら命も惜しまないヒーローたちで、ラストは号泣というファンもたくさんいました。女優部門1位のフェリシティー・ジョーンズも好演。
1位「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「ハリー・ポッター」シリーズの魔法世界をしっかり継承しながら、時代も舞台もがらりと変えて描かれた、内気な魔法使いニュート・スキャマンダーの大冒険。その世界観だけでファンはワクワク大興奮なのに、ニュートを取り巻くキャラクターたちの何て魅力的なこと、登場する魔法動物たちの何て可愛らしいこと!さらにアクションも満載で、男優部門のエディー・レッドメーンともども作品部門でも1位に輝いたのは当然でしょう。