「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」で主演女優賞にノミネートされていたアカデミー賞の授与式を出産間近という理由で欠席したナタリー・ポートマン。実は式当日の4日前、2月22日に第二子が誕生していたとか。そんな彼女へのインタビューを特別に掲載しちゃいます。
画像: ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマン

赤ちゃんは女の子でアマリアちゃんというそう。夫のバンジャマン・ミルピエも喜んでいて、母子ともに健康だということです。ナタリーとミルピエには現在5歳になる息子のアレフ君がいます。ナタリーはこのアレフ君を妊娠中に「ブラック・スワン」でアカデミー主演女優賞を受賞しました。

ナタリー・ポートマン インタビュー

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」にて、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領夫人、ジャッキーことジャクリーン・ケネディを演じたナタリー。

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“私自身に置き換えて彼女の人生を考えることができたの”

「ブラック・スワン」でアカデミー賞主演女優賞の栄冠に輝いたのが6年前。今回、二度目のオスカー受賞なる!?と大きな注目を集めたのが「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」のナタリー・ポートマンだ。受賞こそ逃したものの、ジャクリーン・ケネディ元大統領夫人の内面に肉薄するような名演に多くの賛辞が寄せられた。

ーーアメリカ人にとって知らぬ人のない“最も有名なファーストレディ”を演じた感想は?

『彼女の人生に起こった基本的な出来事はもちろん知っていたわ。あまりに劇的で有名だから。
でもこの映画に関わるまで、一人の人間としてのジャッキーについて考えたことはなかった。それを思った時、本当に興味深いと感じたの。
他人が自分をどう見ているか、彼らにとって自分がどういう存在なのか。自分の中のある部分は人々に差し出さなければならないことや、同時に別の部分は絶対に守りたいと切実に願っていたことなど、私自身に置き換えて考えることができたの』

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ーージャッキーを理解するため、どのようなリサーチをしましたか?

『インタビュー、記録、テープなど見られる限りのすべての映像を見たわ。そして手に入るすべての本を読んだ。アクセントや方言、声の出し方も学んだわ。彼女の声はとても特別だから何百回もひたすら聞いて習得したの。そこまで行くと役になる必要はなくて、彼女が自分の中にいる感覚になれる
のよ』
 

渾身の力で作り上げたジャッキーですが、それが観客にどう伝わればいいと思いますか?

『私は、観客にどう受け取ってほしいかを示唆することは絶対にしたくないの。誰もがそれぞれに異なった人間性と人生経験を持って映画を見に来るのだから。その人の持っているものがこの映画と結びついたら嬉しいわ』

細かなところまで再現に努めたナタリーに注目するしかありません!「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」2017年3月31日から公開中です。(2017年4月14日現在)

画像: 映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』予告篇 youtu.be

映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』予告篇

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