自分はイケてないと悩む17歳の少女が、兄と親友が恋に落ちたと知って、いまの自分自身を見つめ直すことになる等身大の青春映画。これが初監督のケリー・フレモン・クレーグが思春期のリアルな感情を描き、ゴールデングローブ賞作品賞候補になった。主演は「トゥルー・グリット」のヘーリー・スタインフェルドで、彼女もゴールデングローブ賞主演女優賞候補に。さらにウッディー・ハレルソン、キラ・セジウィック、ヘーリー・ルー・リチャードソン、ブレーク・ジェナーらが共演。製作を「恋愛小説家」のジェームズ・L・ブルックス監督が担当している。
ただいま17歳のネイディーン(ヘーリー)は、キスも未経験で、恋愛に妄想するばかりのイケていない毎日を送っていた。そんな彼女は母親(キラ)や教師のブルーナー(ハレルソン)を困らせてばかり。そんなある日、何をしてもかなわないとコンプレックスを抱くパーフェクトな存在の兄ダリアン(ジェナ-)と、自分にとってすべてだと信じていた大親友クリスタ(ヘーリー・ルー)が恋におちたと知って、ネイディーンは大ショックを受ける。
複雑な自分の唯一の理解者であるクリスタを失ったと落ち込むネイディーン。だが改めて自分の周囲にいる家族や教師たち、そして人生を新たな視点で見つめ直し、誰もが何かをこじらせながら大人になっていくのだということに気づいていく。
「スウィート17モンスター」
監督/ケーリー・フレモン・クレーグ
出演/ヘーリー・スタインフェルド、ウッディ―・ハレルソン
4月22日公開
カルチャヴィル=GEM Partners配給
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