8月20日(日)に渋谷ユーロライブにて、「ヒップホップ×青春映画」をテーマにした特別上映会の開催が決定。今回日本初上映となる『KICKS/キックス』と、東京国際映画祭ユース部門にて上映された『アメリカから来たモーリス』が一日限定上映される。どちらも劇場公開が決まっていないため貴重な機会となる。
『KICKS/キックス』
現代アメリカの少年の葛藤を、ヒップホップにのせて描きだした青春映画。主演は自身もラッパーである、若干14歳のジャーキン・ギロリー。高校生の黒人少年ブランドンはお金を貯めて憧れのエア・ジョーダンを買うが、地元のギャングに奪われてしまい、友人たちとともに次第に危険な道に進んでいく…。本年度アカデミー賞で助演男優賞(『ムーンライト』)を受賞したマハーシャラ・アリも、主人公の叔父役で出演している。古今東西のヒップホップサウンドがちりばめられたサウンドトラックも必聴。
『アメリカから来たモーリス』
ラッパーに憧れながら、異国の地ドイツに引っ越してきた黒人少年の恋と成長を描く青春コメディー。オールドスクールなヒップホップが大好きな父や家庭教師のインカなど、周りの大人とのコミカルなやりとりも魅力。ミュージシャンやコメディアンとしても活躍するクレーグ・ロビンソンらが出演。サンダンス映画祭2016で審査員特別賞を受賞している。