タリバンの影響力が強まるアフガニスタンから難民として 10 歳の頃にイランへと逃れた少女ソニータ。ラッパーになることを夢見る彼女が、歌うことで自らの運命を変えようとする姿を追ったドキュメンタリー映画『ソニータ』が10月21日(土)より公開決定。サンダンス映画祭2016のグランプリ&観客賞をダブル受賞した話題作だ。
画像: 歌うことで自らの運命を変えようとするアフガン難民の少女を追ったドキュメンタリー映画『ソニータ』が10月21日(土)より公開決定

歌うことで運命を切り拓いていくソニータの姿が前向きな力をくれる

タリバンの影響力が強まるアフガニスタンから難民として 10 歳の頃にイランへと逃れ、テヘラン郊外の貧困地域に許可書なく不法滞在する少女ソニータ。アフガニスタンに住む親は、古くからの習慣どおりに彼女を9,000ドルと引き換えに見ず知らずの男性に嫁がせようとするが、ラッパーを夢見るソニータは、アフガニスタンの少女たちが抱える悩み、悲しみや怒りをラップに込めて歌い続ける。そして次第に才能を開花させ、運命を変えていく。

カメラが映し出すのは、難民たちが置かれた厳しい現実。そしてまるで物のように売買され、結婚を強制される女性の境遇。だがどんな過酷な現実の中でも、ソニータは決して夢をあきらめようとしない。歌うことで自らの運命を切り拓いていく彼女の姿は、夢を実現しようと頑張る人たちに前向きな力を与えてくれるはずだ。

ソニータ
10 月 21 日(土)アップリンク渋谷他にてロードショー
配給:ユナイテッドピープル
© Behrouz Badrouj

This article is a sponsored article by
''.