ベネチア国際映画祭で名誉金獅子賞に輝いているイタリアの名匠マルコ・ベロッキオが、幼少期に負った心の傷から空虚な人生を送ってきた男の“目覚め”を描く「甘き人生」が7月15日から公開される。「ローマに消えた男」のヴァレリオ・マスタンドレア、「アーティスト」のベレニス・べジョの主演だ。
画像1: 心の傷から空虚な人生を送って来た男の“目覚め”を描く「甘き人生」7月15日公開

「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」などで知られるイタリアの名匠マルコ・ベロッキオ。ベネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞にも輝いた彼が、マッシモ・グラメッリーニのベストセラー小説を映画化。幼少期に負った心の傷から空虚な人生を送って来た男の“目覚め”を描く。
出演は「ローマに消えた男」のヴァレリオ・マスタンドレア、「アーティスト」のベレニス・ベジョ、エマニュエル・ドゥヴォス、バルバラ・ロンキら。

画像2: 心の傷から空虚な人生を送って来た男の“目覚め”を描く「甘き人生」7月15日公開

1969年、イタリアのトリノで幸せに包まれた子供時代を送っていた9歳のマッシモ。だがある時、母親の突然の死により彼の人生は閉ざされてしまう。死の原因について誰もマッシオに教えてはくれない。母は天国に行ったのだと神父に言われても、マッシモの心から深い喪失感が消えることはなかった。

画像3: 心の傷から空虚な人生を送って来た男の“目覚め”を描く「甘き人生」7月15日公開

20年以上の月日が経ち、マッシモ(マスタンドレア)はローマで敏腕ジャーナリストとして活躍していた。けれども未だに彼の心には何かが欠けており、恋人との関係も長続きしたことがない。そんなある日、ふとしたきっかけからパニック障害を起こし、病院に担ぎ込まれたマッシモ。そこで彼は精神科医エリーザ(ベレニス)と出会い、初めて他人に心を開くように。
やがて父親の逝去を機にトリノに戻ったマッシモは、幼い頃に両親と住んでいた家を売ろうと決心。そこで彼は過去の記憶ときちんと向き合おうとする。

画像: 『甘き人生』予告編 www.youtube.com

『甘き人生』予告編

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「甘き人生」
監督/マルコ・ベロッキオ
出演/ヴァレリオ・マスタンドレア、ベレニス・べジョ
彩プロ配給。7月15日公開
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