01: デイヴィ・ジョーンズ
タコの触手のようなヒゲで顔面が覆われている超人的な海賊。幽霊船フライング・ダッチマン号を駆って、海賊船を難破させては乗組員を手下にする。海の男たちに恐れられる存在だが、蛮行の陰には失恋が。意外に純な奴!?
02: ノリントン
エリザベスの婚約者。海賊退治の指揮を執る軍師だったが破局後はツキに見放されて、一時は酒浸りに。その後、手柄を立てて復帰したものの悪事に手を貸したことに苦悩し、エリザベスのために命を賭けて男気を見せる!
03: ウェザビー・スワン
カリブの植民地を統括するイギリス人総督。権力者だが少しばかり小心者で、愛娘のエリザベスにはからっきし弱い。結果的に、それが原因となって悲しい最期を迎えてしまう。
04: クラーケン
ジョーンズが操る巨大イカのようなモンスター。
05: ベケット
東インド貿易会社の権力者。通商の邪魔となる海賊たちの根絶を画策。ずる賢い策士で、ジョーンズの心臓を手に入れ、彼を意のままに操る。ある意味、シリーズ最大の悪党。
06: ティア・ダルマ
ジャックとその昔、関係があったらしきブードゥーの女預言者。その正体は、ジョーンズを怒らせ、人間の体に封じ込められた海の女神カリプソ。3作目では無事、女神に戻る。
07: ブーツストラップ・ビル
ブラックパール号の海賊だったウィルの父。ジョーンズへの奉公を強いられる。呪いによりフジツボ等の海洋生物が顔面に繁殖しているが醜いのは容姿だけで、息子思いの良き父。
08: アンジェリカ
黒ひげの娘。スペインの修道女だったが、ジャックと出会い、恋に落ちて道を踏み外した。そのことを今も恨んでいるようで、再会してはチクチクとジャックの痛いところを突いてくる。父の船に航海士として乗り込んだ。
09: ティーグ
ジャックの父である伝説の海賊。「海賊の掟」の番人で、従わない者を厳しく処罰するので、海賊たちに恐れられている。ギターもどきの楽器をかき鳴らすのは役者のサービス!?
10: フィリップ
黒ひげに捕えられていた若く熱意に溢れる宣教師。同じく捕えられた人魚に同情。黒ひげに利用されようとしている彼女を守るうち恋心を抱くようになり、やがて幸せな結末に!?
11: シレーナ
“生命の泉”の発見に必要な存在として黒ひげに捕えられた人魚。彼女に恋したフィリップが“シレーナ”と命名。人魚は狂暴で海賊たちを震え上がらせるが、彼女は温厚な性格。
12: 黒ひげ
“アン女王の復讐”号を駆って暴虐の限りを尽くす極悪海賊。秘宝の力で天候を操り思いのままに航海を続けている。予言で告げられた暗殺を恐れ、永遠の命が手に入る“生命の泉”を探すが、ジャックの罠に落ちてご臨終。
13: サオ・フェン
南シナ海を縄張りにする伝説の海賊のひとり。ウィルとの約束の一方で、ベケットにも取引を持ちかける策士。ズル賢いわりには、エリザベスをカリプソと勘違いする抜け目もアリ。
14: ゾンビ
ブードゥーの秘術により、黒ひげが殺した部下をゾンビ化。