『ターミネーター』『エクスペンダブルズ』と大ヒットシリーズに出演し、まもなく70歳を迎える今も精力的な活躍を続けるアーノルド・シュワルツェネッガー。その主演最新作で、衝撃的な事故の実話を映画化した 『アフターマス』が9月16日(土)に公開決定した。
愛する妻子を失った男が航空機衝突事故の真相を追究していく
2002年7月にドイツ南部の上空で実際に起こった“ユーバーリンゲン空中衝突事故”を映像化した問題作。シュワルツェネッガー演じる主人公ローマンは、帰国する妻と身重の娘を空港に迎えに行くが、そこで空港の管理会社から衝撃の事実を聞かされる。それは、家族が乗った飛行機が空中で衝突事故を起こしたというものだった。飛行機の残骸が残る悲惨な事故現場を訪れ、娘の遺体を発見したローマンは彼女を抱きかかえ声にならない悲しみに暮れる。そして自らの手で、事故の責任がどこにあるのかを突き止めようと決意する。
アフターマスとは、災害や大事故で引き起こされる“余波”のこと
本作のタイトルになっている『アフターマス』(AFTERMATH)とは、災害・大事件・大事故で引き起こされるその状況を表わし、余波、結果、後遺症、痛手などを示す言葉。飛行機の衝突事故という大惨事はいったいどんな“余波”を広げていくのか? 『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーが製作に名を連ねる問題作だ。