現在大ヒット上映中の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」。5000年もの眠りから目覚める、かつて裏切られた古代エジプトの王女アマネットに扮しているのは、「キングスマン」の両脚が義足の殺し屋ガゼル役でブレークしたソフィア・ブテラ。彼女が本作に感じたことは?インタビューを行った。
「怖がってほしいのはもちろんだけど、少し笑うこともできると思うわよ」(ソフィア)
ーーダンサーとしても活躍しているソフィア、アクションシーンはいかがだったか?
『アマネットが攻撃された時の動きやアクションシーンの振り付けは、素晴らしいスタントチームのおかげで思っていたよりうまくいったわ。そこまで激しい肉体的な動きがないシーンについては、絵画や文献を通じて歴史上の人々についてリサーチしたの。当時のファラオや女王の振る舞いも、そうやって学んだのよ。アマネットの姿勢はとても力強いの』
ーーこの映画の主役ニックを演じているのがトップスターのトム・クルーズであることについて一言
『トムは映画や映画製作がとても好きなのね。見ていてゴージャスで美しい、子どものような一面があって、その熱意はお金には代えられないものね。見ていて興味深かったし、たくさんのことを学べたわ。トムと共演できたことはとても嬉しかったわ』
ーーアレックス・カーツマン監督とのコラボレーションもスムーズだったそうだが?
『アレックスと私は同じような考え方をしていたわ。私たちは十分に探究されていなかったアマネットの一面を探していたのよ。彼からは「ミザリー」のキャシー・ベーツや「ラストエンペラー」に出てくる子どもなどを参考にするよう言われたの。一つのアイデアに固執しないで、柔軟な考え方をしなくてはいけないんだと分かったわ』
ーー今回の作品は、オリジナル版の「ミイラ再生」と違った面もあると?
『オリジナルの「ミイラ再生」は格調があって、とても怖い作品だったけど、今回はそれに加えてユーモアも盛り込まれているの。だから、怖がってほしいのはもちろんだけど、少し笑うこともできると思うわよ』