今年5月に東京1館で公開され、口コミが口コミを呼び連日満席を記録した本格ホラー『ジェーン・ドウの解剖』に続く、松竹エクストリームセレクション最新作『ロキシー』の日本公開が10月21日(土)に決定。組織から逃れ、行き場を失った男と、組織から追われ、逃げ場を失った女の出会いから始まるクライム・ラブストーリーだ。
『マッドマックス』が記憶に新しいゾーイ・クラヴィッツが主演
主演を務めるのはレニー・クラヴィッツの娘で歌手、モデル、そして女優とマルチに活躍中の次世代スター、ゾーイ・クラヴィッツ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではイモータン・ジョーに捉われた奴隷妻を演じていたことも記憶に新しいが、本作では、組織から追われ、逃げ場を失った女・ロキシーを演じている。ギャングから金を盗んだとして兄が殺され、自らも追われる身となったロキシーは、ヴィンセント(エミール・ハーシュ)という男に危ないところを救われ、次第に心惹かれあっていく。だが居場所を嗅ぎ付けたギャングの手が、二人のすぐそこまで迫ってくる…。
アメリカン・ニューシネマの進化形が誕生
このたび、その衝撃的なストーリーと結末を予感させる日本版ポスター&予告編が解禁。公開されたポスターは、二人の交わらない目線と、ロキシーの手に握られた銃、背景に飛び散る赤が不穏な雰囲気を醸し出す仕上がりになっている。『地獄の逃避行』(73/テレンス・マリック監督)や『タクシー・ドライバー』(76/マーティン・スコセッシ監督)に多大な影響を受けたという本作。アメリカン・ニューシネマのさらなる進化形の誕生だ。