スパイダーマン・マークが描かれた提灯で彩られた会場には130名のマスコミとコスプレイヤーを含む熱狂的ファン700名が詰めかけ、会場中がいまかいまかと開演を待ちわびていると和太鼓による「スパイダーマン」のテーマ曲が流れ始めた。
突如レッドカーペットに赤と青のスパイダーマン・カラーを施した特製お神輿にはスパイダーマンが! 大歓声のなかレッドカーペットを一周。そして特設ステージにスパイダーマンが立つと白煙が噴射され、煙が晴れるとスパイダーマン役のトム・ホランドが登場!
予期せぬ登場に大盛り上がりの観客を前に、トムは「はじめまして、トム・ホランドです!」と日本語で挨拶。会場からは割れんばかりの大歓声が巻き起こった。続いてトムに呼び込まれ監督のジョン・ワッツが登場し、同じく日本語での挨拶を披露。大興奮の中レッドカーペットを歩き始めた二人は、終始黄色い声援を浴びながら、メディア取材やファンとの交流を行った。
突如雨が降り出すハプニングにも見舞われたが、雨の中でも熱烈に歓迎するファンたちの姿に、トムも「みなさんのこと愛してます!この映画はスーパーヒーローの映画ですが、君たちはスーパーファンですね!」と大感激。ワッツ監督と共に、「僕たちも一緒に濡れます!」と雨の中でもイベントを続行した。
続いてステージに戻ったトムとワッツ監督に、本イベントのコンセプト<夏祭り>らしく、スパイダーマンをイメージしたオリジナル法被が贈られた。トムは赤、ワッツ監督は青のカラーで、それぞれ日本語で名前が入ったデザインにふたりとも大興奮。トムは日本語で「ありがとう!」と笑顔を見せた。
初来日の感想を聞かれると、トムは「まだ2日しかいないけど、皆親切で優しくて歓迎されていると感じるし、日本が大好き!」、ワッツ監督も「住んでもいいぐらい!」と、早くも日本がお気に入りの様子。さらにワッツ監督は、いまだに本作の監督に選ばれたことが信じられないと感動しながら、「トム・ホランドは史上最高のスパイダーマン」とその才能を大絶賛し、会場中のスパイダーマンファンを大いに盛り上げた。そんなトムは、自身が演じたスパイダーマン/ピーター・パーカーについて、「彼はただの子供なのに、ヒーローとして大きな責任を背負うところが新鮮」とコメント。「ピーターは、アイアンマンやマイティ・ソーと違って普通の子供。だからこそ親しみが感じられるし、僕は彼が好きなんです」と、共感されやすい等身大の新生スパイダーマンの魅力を熱弁した。
また、トムがファンから親しみを込めて「トム・ホランド」の略称「トムホ」と呼ばれていることを告げられると、トムは珍しそうに自身で何度も「トムホ」とリピート。さらに会場中から渾身の「トムホ~~!!」コールがかかると、「いいですね、すばらしい気分です!」と笑顔を見せて会場を沸かせた。
プレミアの終盤には、夏祭りを盛り上げる太鼓が再び登場。本作の主人公ピーター・パーカーが15歳であることにならい、同じく10代で活躍する演奏師のレクチャーのもと、なんとトムとワッツ監督も初めての演奏にチャレンジ! ステージで勇ましくバチを振って太鼓を叩く姿に、そしてトムの「ぼくたち結構うまかったよね?」の声に、会場中が盛大な拍手と大歓声で応えた。
最後は、トムとワッツ監督の「スパイダーマン!」の掛け声に続き会場中が「ホームカミング!」とレスポンス。勢いよくキャノン砲が打ち上げられ、大盛り上がりのうちにスペシャルなジャパンプレミアが幕を閉じた…かに見えたが、トムとワッツ監督の“神対応”はそれだけにとどまらず、なんとイベント後に雨が激しくなったにも関わらず、ファンのために再びレッドカーペットへ!
イベント中にまわれなかったファンの元を訪れ、気さくにサインや写真撮影に応じ、ファン達にとっても忘れられない一日となった。
『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日(祝・金)より全国ロードショー。
ジャパンプレミアの動画はこちらから
「スパイダーマン:ホームカミング」
監督:ジョン・ワッツ(『コップ・カー』) キャスト:トム・ホランド(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『白鯨との闘い』)、ロバート・ダウニーJr.(『アイアンマン』『アベンジャーズ』)、マイケル・キートン(『バットマン』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、マリサ・トメイ(『レスラー』)、ジョン・ファヴロー(『アイアンマン』)、ゼンデイヤ、トニー・レヴォロリ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、ローラ・ハリアー、ジェイコブ・バタロン
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