『血の婚礼』(81)、『カルメン』(83)、『恋は魔術師』(86)のフラメンコ三部作をはじめとする数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラ。5年ぶりの待望の日本公開となる最新監督作『J:ビヨンド・フラメンコ』が11月25日(土)より公開されることが決定した。
絢爛豪華なエンターテインメントショーを鑑賞している気分に
御年85歳の巨匠が本作で描くのは、生まれ故郷であるスペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」。フラメンコのルーツのひとつである「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていく。めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンは、あたかも絢爛豪華なエンターテインメントショーを鑑賞しているような気分にさせられる。
思わず心も体も踊りだすような音楽と映像が満載
このたび予告編映像も解禁。少年少女がホタの基本ステップを学ぶレッスンの情景から始まる本作の予告編は、現代最高のフラメンコダンサー、サラ・バラスと、ホタ舞踊の第一人者、ミゲル・アンヘル・ベルナが躍る“フラメンコ風ホタ”の白熱のダンスなど現代最高のアーティストたちによる演奏&ダンスシーンが次々と登場。思わず心も体も踊りだすような高揚感にあふれた仕上がりになっている。