開催中の第74回ベネチア国際映画祭で新作「アワー・ソウル・アット・ナイト」Our Souls at Nightがプレミア上映され、主演のロバート・レッドフォードとジェーン・フォンダに栄誉金獅子賞が贈られた。
共にハリウッドのレジェンドであるレッドフォードとジェーンは、1960年の「のっぽ物語」(ジェーンのデビュー作でレッドフォードは脇役)以来、「逃亡地帯」「裸足で散歩」「出逢い」と共演して、今回が38年ぶり5回目の共演。レッドフォードは『死ぬ前にもう一度ジェーンと共演しておきたかった(笑)』と会見でジョークを飛ばし、ジェーンは『レッドフォードはアメリカ映画界にとって本当に重要な存在です。そんな彼がいまどうしているか、再会してみたかったの』と同じく再共演を熱望いていたことを明かした。
映画は伴侶を亡くした近所の者同士のふれあいから始まり、老いてからの恋を描くもの。インドのリテーシュ・バトラ監督作でレッドフォードは製作も担当。日本での公開は未定。