第78回ベネチア国際映画祭の最高賞はカンヌに続いて女性監督作品に
2021年9月1日より開催されていた「第78回ベネチア国際映画祭」が11日閉幕。最高賞の金獅子賞他が発表された。『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督が審査員長を務めた今回、審査員メンバーには昨年の覇者『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督らも加わり、最高賞となる金獅子賞にフランスのオドレイ・ディヴァン監督の『ハプニング』(英語タイトル)を選出した。ベネチアでは6人目の女性監督による最高賞受賞で、2年連続で女性監督が最高賞を受賞するのは今回が初。7月のカンヌ国際映画祭でジュリア・デクルノー監督の『チタン』が最高賞のパルムドールを受賞したのに続き、世界3大国際映画祭の最高賞を女性監督が...