開幕中の第74回ベネチア国際映画祭で、ジョージ・クルーニーが監督を務め、マット・デーモン、ジュリアン・ムーアらが出演した新作『Suburbicon』(原題)が上映され、レッドカーペットをクルーニーやデーモンらが歩いた。
画像: マット・デーモン、ジュリアン・ムーア、ジョージ・クルーニーのトリオ Getty Images

マット・デーモン、ジュリアン・ムーア、ジョージ・クルーニーのトリオ Getty Images

「ファーゴ」のコーエン兄弟が脚本書き、クルーニーがメガホンをとった本作は1950年代アメリカを舞台に、郊外の平和な町に住む一家が、ある犯罪に巻き込まれたり、黒人一家が引っ越してきたことをきっかけに起きる騒動が描かれるコメディー。コンペティション部門で金獅子賞を競う一作だ。

クルーニーは「私たちがまだ人種差別問題に完全に対応しきれていないということを再認識させるコメディーだ。人種問題だけでなく奴隷問題などについても我々にはまだすべきことが多くあります」と会見で述べた。次期アカデミー賞も狙う本作、はたしてベネチアのジャッジはどうなる?(日本公開は現在未定)

This article is a sponsored article by
''.