クリント・イーストウッド監督が実話を描く『15時17分発、パリ行き』The15:17 to Parisに、俳優ではなく役柄の本人たちが出演することになった。
現場に居合わせた米兵の2人と学生の3人が本人役で出演
本作は15年8月21日に起きたタリス銃乱射事件を描くもの。
この日、アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスで、イスラム過激派の男性が自動小銃での無差別殺傷を試みたが、たまたま列車に乗り合わせた米空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵のアレク・スカラトス、彼らの友人の大学生アンソニー・サドラーがテロリストを抑えてそれを未然に防いだ。映画はサドラーが出版した手記を映画化するもの。そしてこの三人が、映画に本人役で出演する。
ちなみにイーストウッド監督は「グラン・トリノ」でも、彼自身以外は、ほとんど俳優ではない人々を起用している。
製作はワーナー・ブラザース、ビレッジ・ロードショー・ピクチャーズ他。全米公開日は未定。