「(500)日のサマー」でセンセーショナルなデビューを飾ったマーク・ウェブ監督が、キャプテン・アメリカ役で人気のクリス・エヴァンズを主演に再びFOXサーチライト・ピクチャーズから贈る、ハートウォーミング・ファミリードラマ「gifted/ギフテッド」(原題:gifted)が20世紀フォックス映画配給で11月23日(木・祝)より日本公開。本作の予告映像と場面写真が公開された。
本作で俳優としての真価を存分に発揮しているクリス・エヴァンズと、本作をきっかけにそのチャーミングな魅力と高い演技力で現代最高の子役スターの座に上り詰めた、新星マッケナ・グレース。彼らを温かく見守る教師役として、コメディエンヌとして人気を誇り、実生活でエヴァンズとのロマンスも話題となったジェニー・スレート、彼らに立ちはだかる厳格な祖母役として「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のリンジー・ダンカン、さらにフランクとメアリーを常にサポートする隣人としてアカデミー賞助演女優賞受賞の名女優オクタヴィア・スペンサーが脇を固めている。
フロリダの小さな町で生意気ざかりの7歳の姪メアリー、片目の猫フレッドとささやかに暮らしている独身男のフランク。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始める…。亡くなったメアリーの母の願いを汲み、嫌がるメアリーをよそに普通の子どもたちと同じような生活をさせようとするフランク。そこへ、突然現れた祖母のエブリンがメアリーに英才教育を施そうと立ちはだかり、普通の子どもたちのように過ごすことはおろか、まるで本当の親子のように心の通ったふたりの関係までも引き離そうとする。与えられた才能とはいったいどうあるべきなのか?メアリーにとっての本当の幸せとはいったい何なのか?ふたりの幸せな暮らしはどうなってしまうのだろうか…?
『シンプルで温かみがあって、エネルギーを感じさせる内容だった。長い年月、大作に取り組んでいたから、私が映画を好きな理由の根本に返ったような作品、つまり登場人物の心情を深く描いたものを求めていた。今度は、フランクとメアリーの2人と過ごしてみたいと思ったんだ』というウェブ監督の新たな家族のドラマを楽しみにしたい。