Q1.最初にやるべきことは?
当たり前だけど、なりたいキャラクターを決めること。
「今年オススメのアメコミ・キャラクターはワンダーウーマン。でも手軽にやりたい方なら『スター・ウォーズ』がいいですよ。オモチャのライトセーバーを持ち、ローブさえ着ればジェダイ騎士に見えちゃいますから」
Q2.衣装はどうすれば?
ショップやネットで公式の衣装をまるっと揃えちゃえば楽チン。でもそんなお金ないよ~!という人は手作りがオススメ。そもそも手作りはコスプレの基本ですから。
「似たような衣装をベースにして、そこに飾りつけていくのがベスト。ジェダイ騎士なら長めの布を買い、首のあたりだけ縛るようにすればローブっぽくなるし、ワンダーウーマンならキャミソールやコルセットをベースに、金や銀のテープを使って飾っちゃえばOK。縫えない人でも貼るだけで裾上げできるテープがあるから安心して」
Q3.材料はどこで買えるの?
大切なのはそのキャラになりたいという気持ち。だから最初は、ブレスレットや鎧は段ボールに色を塗ったり金属っぽく見える布を貼って作るのもアリ。そういう金属色に見えるペイントや布も売っているそうです。
Q4.小道具はどうすれば?
「布なら日暮里の繊維問屋街。『トマト』など安い店があります。様々な素材に加工できるウレタンや塗料などは浅草橋。ウィッグや小物系は池袋の乙女ロードなどがいいかも」
地方に住む人なら、ネット販売やその町にある手芸屋などを回ってみよう。ちょっとの工夫でコスプレは簡単にできちゃうのだ。
Q5.コスプレをしたらどこに行く?
「個人的には東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどで行なわれているハロウィン・イベントですね」
近年、渋谷などでもハロウィン・パーティが盛んだけど、繁華街ではしばしば危険なこともあるので注意が必要。初心者は一人ではなくお友達と行くことをオススメしたい。
Q6.コスチュームに着替える場所は?
イベントなどでは更衣室が用意されているから着替えも安心だけど。
「問題は更衣室がない場合ですが、駅やコンビニのトイレで着替えるのはマナー違反です。色々な方法があると思いますが、もし家から着ていきたい場合は、コートなどで衣装を隠して現地まで行くのがベターでしょう。もちろん小道具はバッグに入れて」
ルールを守って、もっともっとコスプレ・ファンが増えてくれたら嬉しいと言う雅南さん。
「友達もたくさんできるし、案ずるよりコスプレしてみましょう。楽しんでくださいね」