世界最高の密輸王とも呼ばれた天才的“運び屋”バリー・シール。嘘のようにやばすぎる離れ業をやりのけた実在人物の半生を「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」のトム・クルーズが演じるクライム・アクション「バリー・シール/アメリカをはめた男」が10月21日に公開される。監督は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でもトム・クルーズと組んだダグ・ライマン。
アメリカ政府、CIA、中南米の麻薬王……これらすべてを“はめた”男が存在した。
アメリカがその存在を隠し続け、世界最高の密輸王とも呼ばれた天才的“運び屋”バリー・シール。嘘のようにやばすぎる離れ業をやりのけた実在人物の半生を「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」のトム・クルーズが演じるクライム・アクション。
監督は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でもクルーズと組んでいるダグ・ライマンで、スリル、コメディー、アクションを満載して描く。共演は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のドーナル・グリーソン、サラー・ライト、ケーレブ・ランドリー・ジョーンズら。
小遣い稼ぎが一変…腕利きパイロットが麻薬密輸王に?!
1978年、TWAの腕利きパイロットだったバリー・シール(クルーズ)は、その仕事を利用してキューバ製葉巻など簡単な密輸を行ない小遣い稼ぎをしていたが、それを知ったCIAのシェイファー(グリーソン)からある誘いを受ける。時は冷戦時代、シェイファーが持ち出したのは、国境付近の共産国の様子を空から偵察し、盗撮することだった。
バリーは思わぬ才能を発揮して、シェイファーは彼の写した写真を基に出世する。バリーは妻ルーシー(サラー)の反対を押し切って退社し、民間パイロットとして独立。さらに伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルなどと接触、麻薬密輸にも手を染めるようになっていく。
「バリー・シール/アメリカをはめた男」
2017年10月21日公開
監督/ダグ・ライマン
出演/トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラー・ライト
東宝東和配給
©Universal Pictures