復讐に燃える最強の“死の女神” VS マイティ・ソー率いる型破りの“激ヤバチーム”
“アベンジャーズ”の一員であり、神々の世界アスガルドの王子でもあるソーの活躍を描く、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作。今回は無敵のソーの前に復讐に燃える死の女神ヘラが現われ、彼を絶体絶命の危機に追い込むほか、アベンジャーズの仲間でもあるハルクと対決しなくてはならなくなる展開も。果たしてソーはこうしたピンチを切り抜けられるのか?
ソーを演じるのは、おなじみクリス・ヘムズワースで、これまで長髪だったソーが短髪になる変化も見せている。ほかにハルク役のマーク・ルファロー、弟ロキ役のトム・ヒドルストン、父王役のアンソニー・ホプキンズ、ヘイムダル役のイドリス・エルバ、ホーガン役の浅野忠信らが再登場。マーベル映画では初の女性ヴィランとなるヘラ役にケート・ブランシエットが扮する他、女戦士ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、グランドマスター役のジェフ・ゴールドブラム、スカージ役のカール・アーバンらが新たに参入。監督はコーグ役も演じるタイカ・ワイティティー(「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」)。ベネディクト・カンバーバッチ扮するドクター・ストレンジの他、今後MCUでの活躍が期待される新キャラクターも登場する。
世界の終わりが来る! 死の女神ヘラが持つ壮絶なパワーとは?
人工知能ウルトロンとアベンジャーズの戦いから2年、故郷アスガルドへ帰ったソー(ヘムズワース)は、父王オーディン(ホプキンズ)が、義弟のロキ(ヒドルストン)によって地球に追放されていることを知り、父を探すためニューヨークに舞い戻った。なんとか見つけ出したオーディンはソーに向って『世界の終わりが近い』と告げる。その時現われたのが、死を司る最強の女神ヘラ(ケート)だった。圧倒的なパワーを持つヘラは、ソー最大の武器ムジョルニアも軽々と破壊し、彼とロキを宇宙の辺境へと飛ばしてしまう。
オーディンに恨みを持つヘラはアスガルドへ向かい、最強の戦士スカージ(アーバン)を手下にして、アスガルドを思いのままに支配して崩壊させる恐るべき“復讐”を遂げようとする。そんな時ソーが流れ着いたのが、独裁者グランドマスター(ゴールドブラム)が支配する惑星サカール。女戦士ヴァルキリー(テッサ)によってグランドマスターに売り渡されたソーは、格闘大会に出場することになり、この地で“絶対王者”として扱われていたアベンジャーズの盟友ハルク(ルファロー)と対決することに!ヘラの野望を知ったソーは一刻も早くアスガルドに戻ろうと画策するのだが……
2017年度作品。アメリカ映画。ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
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