フランスの現代を代表する2大女優が共演!
厳格で生真面目な性格の娘の前に、30年ぶりにふらりと現われた自由奔放すぎる継母。正反対の性格でまったく気の合わない二人だが、衝突しながらもいつしか心を重ね合わせていく。
フランス映画界を代表する二人の大女優カトリーヌ・ドヌーヴ(「しあわせの雨傘」)とカトリーヌ・フロ(「偉大なるマルグリット」)が豪華共演。他にオリヴィエ・グルメ、カンタン・ドルメールらが出演している。監督・脚本は「セラフィーヌの庭」のマルタン・プロヴォで、音楽を「灼熱の魂」のグレゴワール・エッツェルが担当。
30年ぶりに現われた継母は末期がんだった!
真面目でストイックな人生を送る助産婦クレール(カトリーヌ・フロ)のもとに、ある日一本の電話がかかって来た。それは、父親の元妻で30年前に忽然と姿を消した継母ベアトリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)からのものだった。“今すぐ会いたい”と言われ、戸惑いながらもパリへ向かったクレールは、彼女が末期ガンであることを知る。
真面目一方だったクレールの何かが変わっていく
ふらりと現われた継母は昔から自由奔放な女性だった。父親以外にも多くの男性と付き合っていた彼女は、真面目なクレールとは真逆の性格だった。だがベアトリスは“唯一愛したのはあなたの父親だけ”と述懐する。
そんな継母と接するうち、クレールは自分の中で何かが変わっていくのを感じる。隣人ポール(グルメ)とも打ち解けるようになった。笑顔の娘を見ながらベアトリスはある決断をする。
「ルージュの手紙」
監督/マルタン・プロヴォ
出演/カトリーヌ・ドヌーヴ、カトリーヌ・フロ、オリヴィエ・グルメ、カンタン・ドルメール
12月9日公開/キノフィルムズ配給
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