「パーティで女の子に話しかけるには」のエル・ファニングが、74年のパトリシア・ハーストの誘拐事件を描く映画で、パトリシア役をオファーされている。

映画のタイトルは未定。監督は「LOGAN/ローガン」のジェームズ・マンゴールド。脚本はTV「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」のクリエイターコンビ、スコット・アレグザンダーとラリー・カラゼウスキー、そして監督が共同執筆する。製作はフォックス2000ピクチャーズ他。
原作はジェフリー・トゥービンのルポルタージュ「アメリカの相続人:パティ・ハーストの誘拐、犯罪、裁判のワイルドな年代記」American Heiress: The Wild Saga of the Kidnapping, Crimes and Trial of Patty Hearst。パトリシア・ハーストは新聞王の孫娘で、74年に左翼過激派SLA(シンバニーズ解放軍)に誘拐され、75年に彼らとともに銀行襲撃に参加。75年にFBIに逮捕され、裁判では無実を主張。懲役35年の判決が下されたが、著名人たちの嘆願により懲役7年に短縮され、77年には特別恩赦と保釈金150万ドルで仮釈放された。その後、結婚して2児の母となっている。もしエルが主演したら、どんなパトリシアを演じるのか楽しみ。

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