「キングスマン」の、ポップでクレイジーな超過激アクションに欠かせないのが、独自のユーモアとアイデアに溢れたスパイ・ガジェット!前作に引き続きメガホンを取るマシュー・ヴォーン監督が『世界観が広がるから続編は面白い。スパイ機関はキングスマンだけじゃない!アメリカらしいものを武器にした。もちろん傘も健在だし、カウボーイにとっての傘は”鞭”だよ。投げ縄に細工して電気で何でも切れるようにしたんだ』と楽しげに語るように、イギリス文化を背景にしたアイテムをベースにそれらが生み出された前作から、本作ではアメリカの同盟スパイ機関:ステイツマンの登場にあわせて、アメリカ文化を取り入れて、いっそう進化を遂げた、新たな驚きをもたらすスパイ・ガジェットとなっている。
個性的な新キャラクターの中で、最もアメリカナイズされたエージェントであるテキーラを演じたチャニング・テータムが『両者は同志だが全く違う。キングスマンはスーツとマティーニを愛し、ステイツマンはデニムとカウボーイブーツを愛する』と文化が色濃く反映された対比を明かしたり、しがないストリートキッズから一流の英国紳士エージェントに上り詰めたエグジーを演じたタロン・エガートンが『道具も似てるんだが全てアメリカ風なんだ』と語るように、木製バット型の地雷除去機を片手にスーツ姿でジャングルを進む姿や、ハリー(コリン・ファース)がトレードマークの傘をバットに持ち替えて、野球ボール型の手りゅう弾でホームランをかっ飛ばす様子、敵を真っ二つにする電磁式投げ縄など、イギリスを飛び出したからこそ実現したアメリカンな場面の連続!
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