新作「シェイプ・オブ・ウォーター」が現在映画賞を賑わせている「クリムゾン・ピーク」のギレルモ・デル・トロー監督が、47年のエドマンド・グールディング監督のフィルムノワール「悪魔の住く町」をリメイクする。
オリジナル作はタイロン・パワーが主演。見世物小屋で働く野心家の男が、ニセ読心術師の女性と組んで金持ちの客たちを騙していく。デル・トローは現在、このリメイク作の脚本を執筆中だがまだ完成していず、彼の次回作にはならないとのこと。製作は「シェイプ・オブ~」のフォックス・サーチライト他。
また、デル・トローはもう1作、フォックス・サーチライトの作品に参加。「ブラック・スキャンダル」のスコット・クーパー監督のスーパーナチュラル・スリラー「枝角」Antlers のプロデューサーを務める。こちらは「JUKAI-樹海」の脚本家ニック・アントスカの同名小説の映画化作で、若い教師が、問題児の生徒とその父親がある秘密を持っていることに気づくというストーリー。
ただしフォックスがディズニーに買収されたことで何か変更がでてくるかもしれない。今後の続報に注目したい。