監督20周年を記念した写真集も発売
『The Beguiled/ビガイルド欲望のめざめ』の公開を記念し、1月16日にソフィア・コッポラ監督が来日することが決定した。日本滞在中は、主にメディア取材やトークイベントへの登壇などのスケジュールをこなす予定。映画PRでの来日は2013年10月の東京国際映画祭以来、4年3か月ぶりとなる。
また、監督の来日に合わせ、1月16日より19日まで限定で、LUMINE 0 スタジオ(東京・新宿NEWoMan5F)にて写真展の開催も決定。監督20周年を記念し、同日より先行発売されるメモリアルフォトブック「SET PICTURES Behind the Scenes with Sofia Coppola 」より抜粋された写真をいち早く観覧することができる世界初の企画となっている。写真はソフィア・コッポラ監督をデビューから陰で支えてきたプロデューサーで、写真家としても活躍しているアンドリュー・ダーハムの手で撮影された未公開の写真。過去作品のオフショットや、ソフィア・コッポラのプライベート写真などが展示される予定。
カンヌで監督賞を受賞した最新作
ソフィア・コッポラ監督の長編6作目となる本作は、過去のソフィア・コッポラ作品のイメージを大きく覆す新境地”スリラー”に挑んでいる。トーマス・カリナンが1966年に書いた小説「The Beguiled」を女性視点で描いた。過去には本作を基に、クリント・イーストウッド主演で製作された「白い肌の異常な夜」(ドン・シーゲル監督)が71年に映画化されている。
本作を彩るキャスト陣には、ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルステン・ダンスト、コリン・ファレルなどソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まり、企画当初から話題を呼んだこの作品は、第70回カンヌ国際映画祭にて女性として56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞した。(提供:東北新社 配給:アスミック・エース STAR CHANNEL MOVIES)