クリント・イーストウッド監督の最新作『15時17分、パリ行き』(2018年3月1日公開、ワーナー映画配給)がいよいよ完成。新たな記録が生まれたという。

今回、待望の完成を迎えた渾身の最新作『15時17分、パリ行き』の上映時間が94分であることが分かった。これまでイーストウッド監督作では最短だった『ハドソン川の奇跡』を2分短縮したことになる。
本作はイーストウッド監督が、2015年8月21日、パリ行きの特急列車で起こったテロ《タリス銃乱射事件》を描く最新作。監督は、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞®作品賞と監督賞を受賞、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とリアルヒーローの真実を巧みに描いてきた。待望の最新作ではさらに徹底してリアルにこだわり、主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑んだことでも話題の最注目作品だ。

画像: クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド

15時17分、パリ行き』では、旅客機からヨーロッパを横断する特急列車タリスへと、舞台となる乗り物が変わる。2015年8月21日、アムステルダムからパリへと向かうタリスの乗客554人をターゲットにした無差別テロに直面したのは、休暇旅行中だったアメリカの3人の若者たち。イーストウッドは、当時学生だったアンソニー・サドラー(写真中央)、オレゴン州州兵のアレク・スカラトス、そして米空軍上等空兵のスペンサー・ストーン(写真左)の3人の若者たち本人を始め、乗客として列車に居合わせた数多くの人を起用、事件が起こった場所で撮影に挑んだ。
いつ、どこで、誰もがテロに直面してもおかしくない今、当事者の目線から今の時代を生きる私たちに問いかける真実と現実を、94分に凝縮したイーストウッド監督の集大成となる作品だ。

ちなみに、上映時間が最も長いイーストウッド作品は、フォレスト・ホイッテカーを迎えてジャズのレジェンド、チャーリー・パーカーの半生を描いた『バード』の160分で、続いてアンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』の140分。
余談となるが、第90回アカデミー賞®で最優秀作品賞にノミネートされた9作品の上映時間は平均すると約102分。ポール・トーマス・アンダーソン監督作『ファントム・スレッド』の130分を筆頭に、ゲーリー・オールドマン主演の『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』が125分、ギレルモ・デル・トロー監督作『シェイプ・オブ・ウォーター』が124分、スピルバーグ監督の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』と『スリー・ビルボード』が116分。そして、8部門ノミネートでも話題を呼んだクリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』が106分、『ゲット・アウト』が104分、『レディ・バード』94分となっている。

©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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