東京・有楽町で長年日本の興行界をリードしてきた『TOHOシネマズ 日劇』が2018年2月4日閉館を迎え、前身である『日本劇場』が1933年に開館してから85年という歴史に幕を下ろした。

85年で1億人を超える観客数

33年(昭和8年)に『日本劇場』としてオープンし、81年2月に施設老朽化のため一時閉館。有楽町センタービル内に84年『日本劇場』『日劇東宝』『日劇プラザ』の3劇場として再オープン。09年には『TOHOシネマズ 日劇1~3』と館名を変更し、これまで多くのヒット作品を上映してきた。

この1月27日より『さよなら日劇ラストショウ』と題した特別上映イベントを開催。『ゴジラ』『スター・ウォーズ』シリーズ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『トップガン』『アンタッチャブル』『タイタニック』などかつての大ヒット作を上映した。2月4日、最終上映作品は1が『もののけ姫』、2が『ゴジラ』(1954年版)、3が『トップガン』だった。

『もののけ姫』上映終了後、支配人の佐藤希氏があいさつし、日劇との別れを惜しんで駆けつけた大勢の映画ファンから大きな拍手と声援が贈られ、日劇の興行は幕を閉じた。

画像: 最後の挨拶に立つ佐藤支配人

最後の挨拶に立つ佐藤支配人

『日劇は85年の間に1億人を超えるお客様に足を運んでいただきました。本日までお客様に愛され上映を続けられたこと、心より感謝申し上げます。日劇の精神は3月29日にオープンいたしますTOHOシネマズ日比谷に受け継いでいきますので、お楽しみにしていただければと思います』
と最後の挨拶をした佐藤支配人が『ありがとうございました』と最後に頭を下げると、名残を惜しむ観客から大きな拍手と『これまでありがとう!』の声がかかった。

画像: 営業を終了した日劇

営業を終了した日劇

画像: 別れを惜しむ観客たち

別れを惜しむ観客たち

1984年以降(有楽町マリオン内の新たな日劇になってから)、2018年1月26日までの上映作品累計本数は992作品以上(映画祭、イベント上映は含まず)。
新たに3月29日よりオープンするTOHOシネマズ日比谷は、東京・ミッドタウン日比谷内に11スクリーン、これにスカラ座・みゆき座を改装し一体運営化することで、全13スクリーン/約2800席のシネマコンプレックスとなり、映画の宮殿、ザ・ムービーパレスをコンセプトに、極上の空間を観客に提供するという。

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