「フロリダ・プロジェクト」でアカデミー賞助演男優賞ノミネートとなり注目のウィレム・デーフォーが、「素晴らしきかな、人生」のエドワード・ノートン製作・監督・脚本・主演のサスペンス「マザーレス・ブルックリン」Motherless Brooklyn に出演する。
原作は米作家ジョナサン・レセムの同名小説。舞台は1954年、ブルックリンで孤児として育ち、トゥレット症候群のため意図せず汚い言葉を発する主人公が、私立探偵のための情報屋として働くうち、自分を育ててくれた人物の不審な死を知る。ウィレムは、事件に関係する土地開発業者の兄弟役を演じる。さらに本作には「ハリウッド・スキャンダル」のアレック・ボールドウィン、「バッド・ウェイヴ」のブルース・ウィリス、「美女と野獣」のググ・バサ・ローの出演も決定。
エドワード・ノートンの監督作は00年の「僕たちのアナ・バナナ」に続く2作目となる。製作はエドワードの製作プロダクション、クラス5フィルムズ他。
またウィレム・デーフォーは、「ウィッチ」のロバート・エガース監督・脚本の新作「灯台」The Lighthouse への出演もオファーされている。映画は、20世紀初頭、カナダ東部のノヴァスコシアを舞台に、老いた灯台守りを描くもの。製作はニュー・リージェンシー、A24他。