“ファンタビ”現象を巻き起こした「ハリー・ポッター」魔法シリーズ「ファンタスティック・ビースト」の最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(ワーナー・ブラザース配給)が、2018年11月23日(金・祝)より公開。3月22日(木)、本作の先行前売り券発売と、キックオフを記念したイベントが開催され、多くの熱心なファンが集まった。
前作をしのぐ約800人が大行列!
前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のファンイベントでは、入場希望のファンが行列をなし、多数のコスプレしたファンが会場を埋め尽くして大盛況となった人気のイベントとなっていたが、今回も魔法シリーズのファンである、全国のポッタリアン&ファンタビストたちが集結、朝5時から並ぶファンの姿も見られ、イベント開催前には前回を凌ぐ約800人が列をなした。
今回のファンイベントでは、ハリー・ポッターシリーズの大ファンと公言する、高橋愛と、ハリー杉山が、魔法使いのような衣装でMCとして登壇し、最新作の注目ポイントの解説や、魔法の世界の魅力を語りつくす、ファンタビ愛を爆発! さらに、集まったファンの皆様に向けて、魔法シリーズに関するクイズ大会も実施、超難問の数々を多くのファンが高正解率で当て会場の熱気は最高潮に!
イベント会場には高橋愛とハリー杉山が来場!
250人のファンが集まった会場に、ハリー・ポッターシリーズの大ファンである、グリフィンドールのローブを着た高橋愛と、主人公ニュートの恰好をしたハリー杉山が登場! 会場には、ダンブルドアやクイニ―、ホグワーツの制服を着こなす人々やボウトラックルを彷彿とさせるコスプレをしたポッタリアンとファンタビストの姿が。更に、ドビーの姿もあり、各々のクオリティーの高さにハリーは感動の様子。
遂に今年公開となる本作は、『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』から2年を経ての待望の公開。更に、「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版されてから20年目となる記念すべき年での公開。高橋は「中学校に持っていっていて、休み時間になると本を開いていました」と、感慨深げに自身の思い出を振り返った。
まずはファンタビの復習ということで、2016年に公開したファンタビシリーズの1作目である『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』を振り返る映像をファンたちと見ることに! 高橋とハリー杉山が“ルーモス”という魔法の杖に灯りを灯す呪文を観客たちと唱えると、スクリーンに映像が! 映像内で映された原作者であるJ・K・ローンリング氏が語る「すべての人の中にビーストがいる」という言葉に高橋さんは感動の様子で「改めてワクワク感が高まります。『ハリー・ポッター』シリーズは書籍なので、映画はストーリーが分かっていますが、ファンタビの世界はローリングさんの頭の中、キャストの頭しかない。分からないことが描かれることが魅力!」と目を輝かせた。
続けて、ファンタビキャストの来日時の映像ダイジェストを鑑賞し、高橋は「エディー(レッドメーン)とニュートのキャラの違いが良いですね」と、ハリーも「エディーはチャーミングで純粋。全身で表現するから、ニュートと違って役者だなと思いますよね」と、それぞれにニュートを演じたエディーの魅力について語った。
会場のボルテージが高まったところで、イベントでは定番となりつつあるハリー杉山のドビーの声マネという一幕もありながら、全世界一斉に公開されたばかりの予告編を鑑賞することに! 映像を見たハリーは「震えが止まらない。エディー・レッドメーンの珍しい姿もみられそうですよね」と本作への高まる期待を隠せない様子。「心臓がバクバクしました」と語る高橋も「ダンブルドア先生役のジュード・ローさんが、すごく格好よくて渋いです」 と、若きダンブルドアを演じるジュードに興奮し、「ファッションがレトロで可愛くて注目ポイント。ビーストにも注目です!」と見どころポイントを明かす。また、映像を観た2人は、今まで見たことのない魔法動物に注目したり、『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』で記憶を無くしたジェイコブの記憶について、ニュートの兄であるテセウスとニュートが合体呪文のようなことをしているシーン、クリーデンスがいるかどうか、そしてティナとニュートの関係性、レストレンジ家の家系図、キャラクター名がない謎の黒人男性の姿など、思い思いに気になるポイントを挙げ気になることが止まらない様子だった。
さらにスペシャルグッズが当たるクイズ大会を実施!『ハリー・ポッター』シリーズ、『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』、そして本作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の3つのカテゴリーに分けたクイズを各5問出題し、勝った人には杖型のペン、書籍、ニュートのミニトランク、最後に勝ち残った方にはジャパンプレミアレッドカーペットの参加権が手渡されることに。
「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンであるハリーも事前に質問をみており、かなり難しいとコメントを寄せますが、会場に集まったポッタリアン&ファンタビストたちはツワモノばかりで「クィディッチにおいてスリザリンチームが使用しているほうきの銘柄について」、「ほとんど首なしニックは何回斧で首をきりつけられたか」「MACUSAの紋章に描かれている星の数について」「Wizarding Worldのロゴは9本の杖でできていますが、その中に入っていないのは誰の杖か」といった難易度の高い質問が次々と出されても、なかなか脱落者がでずに、遂にはじゃんけんで勝者を決める結果に。
そして、3人の優勝者の中から最後の問題が出題されに見事勝ち残った2人がファン代表として今後行われるイベントに参加して、宣伝活動に協力するファンフルエンサーに認定された。
最後に高橋とハリーがエディーやファンタビキャストに向けて「日本に来てね!」という掛け声をかけると、会場のファンたちは「アクシオ―(呼び寄せの呪文)!」と合唱して魔法使いのように指を突き出し、大興奮のままイベントは幕を閉じた。
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