第71回カンヌ国際映画祭のコンペ部門で是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞となるパルムドールを受賞した。日本映画としては97年『うなぎ』(今村昌平監督)以来21年ぶりの快挙。

是枝監督5回目の挑戦で最高賞を受賞

ケート・ブランシェット審査員長らが今年の最高の栄誉に選んだのは日本映画『万引き家族』だった。是枝裕和監督としては5度目のカンヌで初の最高賞。

主な受賞結果は以下の通り。

パルムドール…『万引き家族』(日本、是枝裕和監督)
グランプリ…『ブラッククランスマン』(米、スパイク・リー監督)
審査員賞…『Capernaum』(レバノン、ナディーン・ラバキ監督)
特別パルムドール…『イメージ・ブック』(仏、ジャン・リュック・ゴダール監督)
男優賞…マルチェロ・フォンテ(『ドッグマン』)
女優賞…サマル・イエスリャモヴァ(『My Little One』)
監督賞…パヴェウ・パヴリコフ(『コールド・ウォー』)
脚本賞…『3Faces』、『My Bitter Land』
国際批評家連盟賞…『バーニング』(韓国、イ・チャンドン監督)

This article is a sponsored article by
''.