スウェーデンが生んだ“20 世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン監督の生誕 100 年を記念し、特集上映『ベルイマン生誕 100 年映画祭』を YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次にて開催。このたび初日が 7 月 21 日(土)に決定し、ポスタービジュアルと本予告編が解禁された。

厳選した傑作 13 本を全作品デジタル・リマスター版にて公開

画像: イングマール・ベルイマン監督

イングマール・ベルイマン監督

“映像の魔術師”、“北欧映画界の至宝”、“20 世紀最大の巨匠”…、映画というカテゴリーにとどまらず、芸術全般において最大の賛辞をもって世界中の人々から呼称される、20 世紀が生んだ唯一無二の映画作家イングマール・ベルイマン。1918 年 7 月 14 日スウェーデンに生まれ、2007年 7 月 30 日に没した巨匠の生誕 100 周年にあたる 2018 年、偉大なる業績を振り返る大規模なレトロスぺクティブが世界各地で開催されている。

そして日本でも、ベルイマンが 89 年の生涯で世に残した 50 本以上にわたるフィルモグラフィーの中から厳選した傑作 13 本を全作品デジタル・リマスター版にて公開する『ベルイマン生誕 100 年映画祭』が、7 月 21 日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国で開催される。

今回の映画祭では、ベルイマンが世界に出ていくきっかけとなった『夏の遊び』といった瑞々しい青春を描いた初期作から、作品を発表するたび各国の映画祭を驚かせ、ベルイマンが世界の映画界をけん引したといっても過言ではない「ベルイマンの時代」と呼ばれる 50 年代後半~60 年代の傑作群、そして、ベルイマンにとって最初で最後の大作『ファニーとアレクサンデル』まで、ベルイマンが描いてきた深淵な世界観を堪能でき、強烈な作家性を展望できる 13 本の傑作がセレクトされている。

このたび解禁されたポスターには、スウェーデン映画史上最大ともいうべき製作費が投じられ、第 56 回アカデミー賞で 4 部門を受賞したほか、ヴェネチア国際映画祭、ゴールデン・グローブ賞、セザール賞など各国の映画賞を総なめにしたベルイマンの集大成的超大作『ファニーとアレクサンデル』(82)より、舞台となっている劇場を経営するエグダール一家全員集合の記念写真を使用。100 年に一度のアニバーサリー・イヤーにふさわしい祝祭感にあふれたビジュアルが完成した。

また、本予告編では、 「ベルイマンのようになりたいと心底思った」(フランシス・フォード・コッポラ)、「彼の作った作品はすべて観ている。素晴らしいものばかりだ!」(スティーブン・スピルバーグ)、「悔しいけど、ベルイマンは僕の全てだ。」(ラース・フォン・トリアー)など名だたる映画監督からのベルイマンへの愛溢れるコメントを織り交ぜながら、13 作品のラインナップが紹介されている。

画像: ベルイマン生誕100年映画祭 予告篇 youtu.be

ベルイマン生誕100年映画祭 予告篇

youtu.be

上映作品 【計13本】
『夏の遊び』(51)
『夏の夜は三たび微笑む』(55)
『第七の封印』(57)
『野いちご』(57)
『魔術師』(58)
『処女の泉』(60)
『鏡の中にある如く』(61)
『冬の光』(63)
『沈黙』(63)
『仮面/ペルソナ』(66)
『叫びとささやき』(73)
『秋のソナタ』(78)
『ファニーとアレクサンデル』(82)
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ベルイマン生誕 100 年映画祭
7/21(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA 他 全国順次開催
配給:ザジフィルムズ、マジックアワー

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