ロリータ的な美貌で60年代英国を代表したポップアイドル、マリアンヌ・フェイスフルがアラン・ドロンと共演し、エロティックかつサイケデリックな演出で時代のアイコンとなった映画、『あの胸にもういちど』が7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて1週間限定レイトショー上映されることが決定した。

時代を超えて蘇る、モータームービーへのオマージュ

画像: あの胸にもういちど © 2013 EUROLONDON FILMS, LTD. All Rights Reserved.

あの胸にもういちど © 2013 EUROLONDON FILMS, LTD. All Rights Reserved.

本作は60年代のクリエーターや、90年代渋谷系と言われたアーティストたちに大きな影響を与えた伝説的サイケデリック・モータームービー。結婚まもない新妻レベッカ(マリアンヌ・フェイスフル)が、平穏な暮らしに飽きて、かつて関係をもった大学教授ダニエル(アラン・ドロン)のいるハイデルベルクへ大型バイクを疾走させる。黒革のジャンプスーツに裸体を包んだマリアンヌ・フェイスフルは、時代のアイコンとなった。

画像: 誘拐アンナ

誘拐アンナ

また、『あの胸にもういちど』と同時上映として、《CARTOON NETWORK》での制作など、主に海外で作品評価が高いアニメーション映像作家・佐藤懐智による短編アニメーション『誘拐アンナ』の日本初上映も決定した。

『誘拐アンナ』は『あの胸にもういちど』など、60年代のサイケデリック名画にオマージュとして制作された水彩画3DCGアニメーション。196X年。とある教会で行われていた結婚式の最中、突如大型バイクに乗った女が乱入し新郎を強奪して立ち去ってしまう。女の名はアンナ(武田華)。巷で評判の誘拐犯だ。

一方さらわれたのは「教授」(森川智之)と呼ばれる、最低で最強の有名な女たらし。無理心中志願の教授の昔のガールフレンドから依頼を受けたアンナは、教授を引き渡すべく国境を跨いだ「二人旅(タンデムライディング)」を開始する。水彩画3DCGによるアーティスティックな映像が、60年代カルチャーを彷彿とさせながらも、90年代渋谷系を内包する斬新な世界を見せてくれる。

60年代名画と90年代渋谷系カルチャーの美しい邂逅。時代を超えて蘇る、モータームービーへのオマージュとなる二本立て上映だ。

あの胸にもういちど デジタル・リマスター版
誘拐アンナ
7月21日(土)~27日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷にて1週間限定レイトショー
配給:コピアポア・フィルム
© 2013 EUROLONDON FILMS, LTD. All Rights Reserved.

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