VFX満載のアクション映画とは一味違う、生身の格闘の迫力
本作は2017年8月に香港・中国で公開されて大ヒット。第37回香港アカデミー賞に9部門にノミネートされ、うち主演男優賞、アクション設計賞、音響効果賞の3部門に輝くなど高い評価を獲得した。
物語は15歳の少女ウィンチーがタイのパタヤで何者かに誘拐されるところから始まる。連絡を受けた香港の警察官である父リー(ルイス・クー)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。パタヤ警察のチュイ(ウー・ユエ)に自分も捜査に同行させてほしいと頼む。犯人一味は国家が裏で糸を引く臓器密売組織であることが判明。警察内部にも一味がいることをつきとめ、リーとチュイ、チュイの同僚タク(トニー・ジャー)はたった3人で組織に乗り込む。
出演は香港人気No.1スター、ルイス・クー(『ドラゴン×マッハ!』『プロジェクトBB』)、ムエタイの神、トニー・ジャー(『マッハ!』『ワイルド・スピード SKY MISSION』)、ノワールアクションの英雄、ラム・カートン(『インファナル・アフェアIII 終極無間』『イップ・マン 序章』)。
監督は『イップマン』シリーズ3作全てメガホンをとったウィルソン・イップ、アクション監督は最強のカンフースター、サモ・ハン・キンポー、製作総指揮は『レッドクリフ PartI』などのヒットメーカー、ドン・ユー。アジア映画界が誇る最高のキャスト・スタッフがここに集結した。
このたび解禁された予告編では、アクション監督サモ・ハン・キンポーの演出による超絶アクションシーンが連発。VFX満載のアクション映画とは一味違う、生身の格闘の迫力が堪能できる仕上がりとなっている。
ウィルソン・イップとサモ・ハン・キンポーが『イップ・マン 序章』以来10年ぶりに再びタッグを組み、香港映画が生んだ<マーシャル・アーツ>と<香港ノワール>の二大要素を極限まで継承。なお、原題の『殺破狼』は「シャー・ポー・ラン(Sha Po Lang)」と読み、中国の占星術において、吉凶ともに人生に極端な影響を与える“凶星”と呼ばれる3つの星(七殺星・破軍星・貪狼星)のことで、タイトルの『SPL』はそれらの頭文字となっている。
またポスターに記された原題『殺破狼』の題字は、達筆として知られる香港の人気俳優アンディ・ラウが書いている。
SPL 狼たちの処刑台
2018年9月1日(土)シネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国ロードショー
配給:AMGエンタテインメント
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