2022 年度の開業に向け、過去最大規模となる「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」がスタート。東京ディズニーシーに3 つのディズニー映画『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、 『ピーター ・ パン』の世界を再現するテーマポートが新たに開発されることが発表され、そのイメージ画が公開された。

新テーマポートの全景

画像: 新テーマポートの全景

新テーマポートは、 「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとし、ディズニーの物語の世界が展開される 3 つのエリアとディズニーホテルで構成される。

これらのエリアが題材とするのは、幅広い世代に愛されている 3 つのディズニー映画『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』。

新テーマポートに足を踏み入れたゲストは、アナとエルサのアレンデール王国、森の奥深くにそびえるラプンツェルの塔、そしてピーターパンたちの故郷であるネバーランドといったファンタジーの世界を体験できる。

このテーマポートに新設される 4 つのアトラクションとディズニーホテルは、すべて今回のプロジェクトのために新たに開発されるもの。それぞれのエリアがどのようなものになるのか詳しく見ていこう。

『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア

画像: 『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア

ディズニー映画『アナと雪の女王』を舞台とするこのエリアでは、ゲストはディズニー史上初のダブルヒロイン、アナとエルサの姉妹が暮らすアレンデール王国を訪れることができる。ここでは、アナとエルサの心温まるストーリーをめぐるアトラクションと、美しい雪山のふもとにあるアレンデール城の中のレストランが待っている。

アトラクションでは、 ゲストはボートに乗り、 強い絆で結ばれたアナとエルサの心温まる物語をたどっていく。世界中で社会現象を巻き起こした数々の映画の名曲と共に、ちょっとしたスリルも体験できる。

画像: ディズニー映画『アナと雪の女王』 ©Disney

ディズニー映画『アナと雪の女王』 ©Disney

『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア

画像: 『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア

続いてはディズニー映画 『塔の上のラプンツェル』 をテーマとしたエリア。コンセプト・アートの右手には、ラプンツェルの塔がそびえているのが見て取れる。

このエリアでは、 映画の中で描かれたランタンフェスティバルを訪れるアトラクションや、映画に登場する愉快な荒くれ者たちの隠れ家をテーマにしたレストランでの食事を楽しめる。

新しいアトラクションでは、ラプンツェルにとって「今までで最高の日」となるランタンフェスティバルに向かうまでの道のりを体験できる。 ゴンドラに乗ったゲストは、フィナーレで映画の感動的な名曲と共に、美しく揺らめく数えきれないほどのランタンの灯りに包まれる。名シーンが再現され、映画のヒロインになった気分を味わえそう。

画像: ディズニー映画 『塔の上のラプンツェル』 ©Disney

ディズニー映画 『塔の上のラプンツェル』 ©Disney

『ピーター・パン』をテーマとしたエリア

画像: 『ピーター・パン』をテーマとしたエリア

三つ目はディズニー映画『ピーター・パン』が舞台のエリア。ここでは、ゲストがピーターパンたちと一緒にネバーランドの新たな冒険に出発する。

このエリアには二つのアトラクションが導入される。ネバーランドのジャングルを飛び立って海賊たちと戦う大型アトラクションと、 ティンカーベルと妖精たちが住むピクシー・ホロウを訪れるかわいらしいアトラクション。さらにはネバーランドの素晴らしい景色を眺めながら食事ができるレストランも。

二つのアトラクションのうち、大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うため、大冒険が繰り広げられる。おなじみの音楽とキャラクターに3D映像が加わり、大迫力の体験が待っている。

画像: ディズニー映画『ピーター・パン』 ©Disney

ディズニー映画『ピーター・パン』 ©Disney

ディズニーホテル

画像: ディズニーホテル

そして新テーマポートのストーリーの核となる魔法の泉を囲むようにそびえ立つのが、新たなディズニーホテル。パークに面する客室の窓からは、 壮大で美しい新テーマポートの全景を臨むことができる。

475 室を有するこのホテルは、デラックスタイプの客室に加え、一部は、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの客室で構成される。

東京ディズニーシー開業以来最大の面積を拡張する「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」。開業は2022年度中を目指している。夢の世界のさらなる発展、そして新たな挑戦に注目だ。

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