本物の当時の彼らにそっくりな二人の役作りも話題に
コンピューターのように冷静沈着なその立ち振る舞いから“氷の男”と呼ばれたボルグ。そして怒りをむき出しにする“炎の男”マッケンロー。本作は1980年、世界中が注目する中、エレガントなプリンスとワイルドな野生児の対極的な2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った世紀の試合を映画化したもの。
このたび解禁されたショート予告編では、1976年20歳の若さで、テニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たし、前人未到のウィンブルドン5連覇の記録に挑む絶対王者<美しき天才・ボルグ>の、「ウィンブルドンの5連覇を逃せば忘れ去られる」という推し量れない重圧や恐怖に向き合う姿やプレッシャーで浴室で胸を押さえながら倒れこむ姿が映し出されている。
また一方、稀なる才能を持ちながら、その行動から<悪童>と呼ばれた最強の新星マッケンローが、野犬のごとく審判に「異議ありだバカ野郎!」と暴言を吐き、会見場では「試合には人生の全てをかける」「俺だけのやり方で倒す」と語気を荒げ記者たちに噛みつく姿も捉えられている。
ボルグ役には『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズの最新作『蜘蛛の巣を払う女』に主演として抜擢されたスベリル・グドナソン、マッケンロー役には『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ。本物の当時の彼らにそっくりな二人の役作りも話題を呼んでいる。
ふたりの少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた驚愕の道のりと、頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤、そして臨場感が炸裂するカメラワークで魅せる試合シーンは圧巻! 負ければ一瞬ですべてを失うプレッシャー。1ミリの狂いも許さない集中力。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、白熱のエンタテインメントだ。
ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
8月31日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開
配給:ギャガ
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