世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(公益財団法人 日本美術協会主催)の第30回受賞者が、2018年7月11日発表された。

受賞者はカトリーヌ・ドヌーヴ、中谷芙二子、リッカルド・ムーティらに

今年の受賞者には、まず絵画部門で、若くして日本の書道の筆遣いなどに影響を受け、独自の画風でベルギー現代美術を代表するピエール・アレシンスキー。彫刻部門では『雪の科学者』の父・中谷宇吉郎博士の自然に対する思想を受け継ぎ、水を用いた人工霧による『霧の彫刻』を世界各地で制作している中谷芙二子。建築部門では大胆なデザインと芸術的アプローチ、特に音楽施設の設計や、都市空間と人間との関係を重視する建築で高い評価を得ているフランスの建築家・都市計画家、クリスチャン・ド・ポルザンパルク。音楽部門ではオペラを含む伝統的なクラシックから現代音楽まで幅広いレコーディングを誇り、巨匠中の巨匠といわれるイタリアの指揮者、リッカルド・ムーティ。そして演劇・映像部門では、常に癖のある役柄に挑戦して成功を収め、微妙な感情表現に才能を発揮して、今も第一線で活躍を続けるフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが選ばれた。

画像: カトリーヌ・ドヌーヴ© Carole Bellaiche / H&K

カトリーヌ・ドヌーヴ© Carole Bellaiche / H&K

また同時に発表される第22回若手芸術家奨励制度の対象団体には、7~18歳の子供たちがシェイクスピア劇を上演する世界最大の若手演劇祭『シェイクスピア・スクールズ・フェスティヴァル』を主催するイギリスの文化教育団体『シェイクスピア・スクールズ財団』が選ばれた。

授賞式典は、日本美術協会総裁の常陸宮殿下、同妃殿下ご臨席のもと、10月23日(火)に東京・元赤坂の明治記念会館で行なわれる予定。

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