トム・クルーズが伝説的スパイ:イーサン・ハントを演じる大人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの待望の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が完成。前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でトム・クルーズから絶大な信頼を得たクリストファー・マッカリー監督が、シリーズで初めて同一監督による続投となったことも話題に。IMFメンバーとしてお馴染みとなったサイモン・ペッグやヴィング・レイムス、そして前作でキーパーソンとして登場した女性スパイ役のレベッカ・ファーガソンや敵役を演じたショーン・ハリスなどが引き続き登場。更にイーサンのライバルとなる CIA の敏腕エージェントとしてヘンリー・カヴィルが加わり、シリーズ最大にして最難関のミッションに挑んでいる!!今作のプロモーションで来日したベンジー役のサイモン・ペッグに、トム・クルーズの話や自身が演じるベンジーの休日の過ごし方などについて聞いた。

【ストーリー】
盗まれた3つのプルトニウムを奪還するミッションを遂行中の“イーサン・ハント”(トム)は回収に成功するが、仲間の救出時に、何者かにプルトニウムを再び奪われてしまう。
イーサンとIMFチームは “同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受けるが、イーサンを疑うCIAが敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー)を送り込んできたことで、イーサンはウォーカーとの対決を余儀なくされる。世界に刻一刻と迫る<終末の危機>へのカウントダウンの中で、いくつもの<フォール アウト(余波)>がイーサン・ハントに降りかかっていく・・・。

画像: 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
サイモン・ペッグ来日インタビュー

ベンジーの成長をスクリーンで見せられるのはとても面白い

ーーベンジーは2006年のシリーズ三作目『M:i:III』から登場していて、当初から比べるとベンジーの活躍が増していてイーサンにとって頼もしい存在になりました。サイモンさんはベンジーの変化をどう感じていますか?
「ベンジーは当初IMFの研究室のシステム・アナリストでしたけど、諜報部員になりたい気持ちから厳しい訓練を積んで『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で様々なミッションを経験しました。そのおかげで技量や能力をつけていきましたし、進化と変化を遂げてきたとも言えます。人間として成長もしていますし、イーサンや仲間を助けるために勇敢にもなりました。きっとこのシリーズを好きで観続けてくださっている方の中にもベンジーを応援しているファンは沢山いるんじゃないかなと思います。そんな風に彼の成長をシリーズを通してスクリーンで見せられるのはとても面白いですし、僕自身も楽しんでいます」

Photo byTsukasa Kubota

画像1: ベンジーの成長をスクリーンで見せられるのはとても面白い

ーーこのシリーズで12年ほどトムさんとご一緒されていますが、今作の撮影で改めてトムさんの凄さについて感じたことがあれば教えて頂けますか。
「トムに関しては今更驚くことは何も無いですし、どんなアクションも“やらない”なんて絶対に言わないこともわかっています(笑)。ただ、彼がアクションシーンを撮っている姿を生で見て驚くことは多々ありますね(笑)。例えば今作だったらヘリを操縦したりぶらさがったり、パリの街をバイクで160キロ出して走ったり。それはトムだからできることで、本当に凄い俳優だといつも思います。それからトムと僕はイーサンとベンジーの関係に似ていると思います。何故ならイーサンはベンジーにとって“最も偉大なスパイのイーサン・ハント”で、僕にとってトムはよく知っている人ではあるけれど“スターのトム・クルーズ”なんです(笑)」

画像2: ベンジーの成長をスクリーンで見せられるのはとても面白い
画像3: ベンジーの成長をスクリーンで見せられるのはとても面白い

ーーちなみにミッションがないときのベンジーは、イーサン達から離れて一人でゆっくりとオペラを聴いて過ごしていたりするのでしょうか(笑)?
「多分ベンジーはゲーマーだと思うんですよ(笑)。今だったら「フォートナイト」という面白いゲームがあるので、それをイーサンとオンラインで一緒にプレイしているんじゃないかな。唯一ベンジーがイーサンに勝てるのがこのゲームだから、オフの日は“「フォートナイト」やらない?”ってイーサンに連絡してると思います(笑)」

ーーベンジーがイーサンにゲームで勝つ姿もいつかスクリーンで見てみたいです!
「いいですね! 監督にリクエストしておきます(笑)」

Photo by Tsukasa Kubota

Photo by Tsukasa Kubota

ーーでは最後の質問になりますが、サイモンさんと言えばニック・フロストさんとのタッグ作品が多いですが今後の共演作の公開予定はありますか?
「ニックと昨年設立した製作会社Stolen Picutureで制作したコメディホラー映画「Slaughterhouse Rulez(原題)」がイギリスで今年公開予定で、僕らは出演もしているんです。日本での公開はちょっとまだわからないけど楽しみにしていてください!」

Photo by Tsukasa Kubota

(編集後記)
インタビュー終了の時間がきてしまい慌ててサイモンさんに「もうひとつだけ質問していいですか?」と聞いたら快く「いいですよ」と質問に応じてくださり、ニック・フロストさんとの共演作についてお話ししてくださいました。真面目で素敵な表情とチャーミングな笑顔を交互に見せながら丁寧に質問に答えてくださったサイモンさん。このシリーズやトムさんへの愛情が伝わってくるインタビューでした。今作でも大活躍のベンジーを是非スクリーンで堪能してくださいね。
(取材・文:奥村百恵)

■監督・製作・脚本:クリストファー・マッカリー 『ミッション:インポッシブル/ローグ・          ネイション』 『アウトロー』
■製作:J.J.エイブラムス 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 『スター・トレック』シリー    ズ、トム・クルーズ、ジェイク・マイヤーズ
■キャスト:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムス、
      レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン
      ミシェル・モナハン、ヘンリー・カヴィル、ヴァネッサ・カービー
      ショーン・ハリス、アンジェラ・バセットほか
■配給:東和ピクチャーズ
8月3日(金)より全国ロードショー

画像: 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』本予告 youtu.be

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』本予告

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