ロンドン発、ザ・スリッツのドキュメンタリー映画『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』と<グランジ/オルタナの女王>L.A.出身L7のドキュメンタリー映画『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』が共に2018年12月15日より東京・新宿シネマカリテにて公開される。

世界最初の女性パンク/ポスト・パンクの先駆

世界初の女性のみのパンクロック・グループ「スリッツ」の歴史を網羅、本作の制作中に癌でヴォーカルのアリ・アップが亡くなるまでを追ったドキュメンタリー映画『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』。

画像: 世界最初の女性パンク/ポスト・パンクの先駆

世界初の女性のみのパンクロック・グループ、スリッツの歴史を70年代中ごろのバンド結成時から、解散以後のメンバー個々のストーリー、2005年の再結成、そして2010年、本作の制作中に癌でヴォーカルのアリ・アップが亡くなるまでを追ったドキュメンタリー映画。
アーカイヴ映像や初めて公となる写真の数々、メンバーの証言やファン、スリッツに影響を受けてきた面々のインタビューで構成された本作。インタビューはスリッツの多くのメンバーたちのほか、ROXY CLUBのDJでありパンクドキュメンタリー作家のドン・レッツ、アルバム「CUT」のプロデューサーであるデニス・ボーヴェル、ポール・クック(THE SEX PISTOLS)、ジーナ・バーチ(THE RAINCOATS)、アリソン・ウルフ(BRATMOBILE)など多岐にわたり、スリッツが如何に進化し、世界中の人々に影響を与えていったかを描いている。配給:ビーズインターナショナル。12月15日(土)より、新宿シネマカリテにて〈3週間限定〉公開!ほか全国順次公開

ヘヴィ&ノイジーな陰鬱サウンド

1985年~2001年に活動していた米国ロサンゼルスの女性4人組ロックバンド、L7の歴史を網羅したドキュメンタリー映画『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』。

画像: ヘヴィ&ノイジーな陰鬱サウンド

1985年の結成時のエピソードから<グランジの女王>に上りつめた時代、そして2001年の解散まで、多くの未発表映像とともに完全にメンバーの視点でそのキャリアを描いていく。
アメリカのパンク/ハードコアシーンから出てきたL7はエピタフレコードで1stアルバム発売後、
グランジ/オルタナ・ムーブメントの象徴サブポップで2ndを発売、3rdからはワーナー傘下スラッシュレコードでメジャーに進出、ヘヴィでノイジーなギターを軸にした陰鬱なサウンドで一部メタル界からも支持を集めたほか、ニルヴァーナやレッド・ホット・チリ・ペッパーズとのツアー、巨大フェスの94年ロラパルーザではビースティ・ボーイズやグリーン・デイらとメインステージをつとめるなど、オルタナバンドの代表格的な存在感を示した。
他にはジョン・ウォーターズ監督のリクエストにより映画『シリアル・ママ』に出演、映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『タンクガール』などにも楽曲が使われている。
映画はほぼ全篇メンバーが当時から撮っていた100時間超におよぶホームビデオの映像と新規インタビューの声で構成され、一般的な音楽ドキュメンタリーとは異なった作りとなっている。配給:ビーズインターナショナル。12月15日(土)より、新宿シネマカリテにて〈3週間限定〉公開。ほか全国順次公開。

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