ユーモアがありつつも感動が詰まったシーン
ポンコツ魔法使い×エリート魔女×ひとりぼっちの少年。魔法の時計が鳴る前に、時計の謎を解いて、世界を救え!スティーヴン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが贈る、マジックファンタジー『ルイスと魔法の時計』。
ポンコツ魔法使いのジョナサンおじさんを演じるのは、幅広い演技で定評のあるジャック・ブラック。魔女のツィマーマンはアカデミー賞に2度輝いたケイト・ブランシェットが演じる。監督を務めるのは、鬼才イーライ・ロス。また、日本語吹替え版では、ジャック・ブラックの声を佐藤二朗、ケイト・ブランシェットの声を宮沢りえが務めるほか、主人公ルイスの声を高山みなみ、そのほか松本梨香、矢島晶子、本名陽子など豪華声優陣が集結していることでも注目を集めている。
ジョナサンとツィマーマンが魔法使いだと知ったルイスは2人から魔法のレッスンを受けることに。
魔術書に書かれた呪文を唱えても失敗してしまうルイスにジョナサンは「魔術もお前ならではのやり方でいいんだ」とアドバイスをおくる。
しかし、「こんなの全部変だよ!」と反発するルイスに「変の力を見せてやろうか」と、ジョナサンはひどい音色でサックスを吹き始める。
すると、屋敷の庭一面に小さな宇宙の星々が…!目の前の光景に言葉を失うも、初めて魔法に触れて思わず笑顔がこぼれたルイスを見て、「ようやく笑顔になった」と優しく語りかけるジョナサン。ルイスもジョナサンに微笑み返すが、その矢先に植木ライオンに枯草の糞をかけられてしまう!ユーモアがありつつも感動が詰まったシーンとなっている。
本シーンをはじめ、個性を尊重することがテーマのひとつである本作に登場する魔法の数々は時に美しく、時に楽しげで、また時には不気味でもあり、とても個性的なものばかり。そんな“変”が詰まった本作の魔法世界を再現したのが、VFXスーパーバイザーのルイス・モリン。モリンは実写版『美女と野獣』のVFXも監修しており、鮮やかなファンタジーの世界を再現することに定評のある人物。
なかでも、植木のライオンや動くリクライニングチェアなどはどこか『美女と野獣』に登場する風変わりなキャラクターを連想させる。ルイス役のオーウェン・ヴァカーロも「とても変わっている魔法の家だったよ。あのレイジーボーイの椅子が動くんだよ!『美女と野獣』を観たことあるなら、あんな感じさ」と、モリンが手掛けた魔法の世界に感動したことを明かしている。
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