「運び屋」のクリント・イーストウッドの次回監督作は「リチャード・ジュエルのバラード」The Ballad of Richard Jewell になりそう。
この映画は、警備員リチャード・ジュエルの実話を描くもの。彼は、1996年のアトランタ・オリンピックで爆発物を発見し、爆発は大惨事になったものの、彼は英雄扱いされたが、それから事件の容疑者として報じられて報道被害を受けた。後に容疑が晴れ、真犯人が捕まった。彼は07年8月に44歳の若さで心臓発作により死去している。
映画の企画当初はレオナルド・ディカプリオとジョナー・ヒルが出演する予定だったが、現在は2人とも製作に回り、キャストは未定。イーストウッドは数年前にも本作の監督候補になった。製作は20世紀フォックスで、買収によりディズニーが製作することになる。イーストウッド監督作品がディズニー製作となるのは初めてかもしれない。