欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映する映画祭『EUフィルムデーズ2019』が今年も5月31日から6月27日まで、東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。
東京の後、京都、広島、福岡でも順次開催
今回は22の加盟国の作品を上映。オープニングはニコラウス・ロイトナー監督の「キオスク」(オーストリア、写真)で、これは先日他界した名優ブルーノ・ガンツの主演作でもある。ガンツはジークムント・フロイトを演じる。
他に「エッシャー 無限の旅」(オランダ)「小さな同志」(エストニア)「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」(フィンランド)「無限ガーデン」(ブルガリア)「ヤン・バラフ」(チェコ)「人生はトランペット」(クロアチア)「イヴァン」(スロベニア)「撃たないで!」(ベルギー)「野性のルーマニア」(ルーマニア)「スーパージャンプ・リターンズ」(ルクセンブルグ)「古代の森」(リトアニア)などの他、駐日欧州連合代表部選出作品「ウェスタン」(独=ブルガリア=オーストリア合作)を日本初上映。
さらに日本既上映作品でも「修道士は沈黙する」(イタリア)「ロミー・シュナイダー~その光と影〜」(ドイツ)「イレブン・ミニッツ」(ポーランド)「バルト・キングダム」(ラトビア)「ブラッディ・ミルク」(フランス)「心と体と」(ハンガリー)「いつも心はジャイアント」(スウェーデン)「さようならが言えなくて」(スペイン)「クイーン・オブ・アイルランド」(アイルランド)を紹介する。
ゲストとして「ヤン・パラフ」のロベルト・セドラーチェク監督、「古代の森」のミンダウガス・スルヴィラ監督らがトークショーを行なう予定。
また東京会場の他、京都府京都文化博物館(6月7日~30日)、広島市映像文化ライブリー(7月3日~13日)、福岡市総合図書館(7月18日~28日)でも順次開催される。前売り券は2019年5月17日(金)から販売予定。