公開当初はわずか4館。口コミによって3週間で全米1084館に拡大
『レディ・バード』『ムーンライト』などの話題作を手がける新進気鋭スタジオ「A24」が製作、
2018年のサンダンス映画祭で大喝采を浴び、各国の映画祭で数々の賞を受賞! オバマ前米大統領が2018年の年間ベスト映画に選出、『ROMA/ローマ』で第91回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したA・キュアロン監督も「ここ最近で一番、泣いた映画」と大絶賛するなど多くの著名人を魅了、
現在インディペンデント映画界最大の話題作だ。
本予告はケイラが自身で発信するSNS動画の模様を映す場面から始まる。「今日のテーマは自分らしく」「人目を気にせず、自分を出すのが大事よ!」・・・まるで自分自身に言い聞かせるような、動画を日記のように毎日投稿するケイラ。
ネットの中ではハキハキと喋る明るい女の子に見えるけれど、リアル世界の彼女はクラスでも地味な存在。そんな彼女の動画は、今日も視聴回数0回を更新中。高校生になる前に自分を変えようと一念発起して、クラスのおしゃれな女の子たちに話しかけてみるけれど、速攻で撃沈。
それでもめげずに、人気者ばかりが集うイケてるプールパーティに勇気を出して参加!“なりたい自分”になるために、ぽっちゃり幼児体型だって、ニキビが気になったって、どんなにカッコ悪くても、「怖さに勝ってホントの自分を出すの」と必死で自分を変えていこうとするケイラの姿は、かつてティーンだった全ての大人たち、そして現在青春真っ只中のティーンたちにとって、思わずエールを送りたくなってしまう感涙必死の映像。
メガホンを取ったのはこれが初監督作品となる、ボー・バーナム。ユーチューバー出身という異色の経歴を持つ彼は人気コメディアンであり、俳優としても『ビッグ・シック』などに出演、彼の青春時代の実際の経験をもとにした本作の企画が『レディ・バード』などを手がけた製作陣の目に止まり、映画化が実現したという経緯を持ち、本作では監督に加え、オリジナル脚本も手がけている。主人公ケイラを演じるのは『怪盗グルーのミニオン危機一発』で主要キャラクター「アグネス」役で声優を務め、他数々のドラマや映画で活躍する今大注目の若手女優エルシー・フィッシャー。“自分を良く見せること”がもっとも重要とされるSNS時代に生きる、等身大の少女ケイラの成長と葛藤を鮮やかに演じ切り、見事、本年度ゴールデングローブ賞の映画部門主演女優賞にもノミネートされた。
2018年/アメリカ/英語/93分/原題:EIGHTH GRADE
配給:トランスフォーマー © 2018 A24 DISTRIBUTION, LLC