すでに日本で上映されたNTLive(ナショナル・シアター・ライブ)の名作の中から人気の14作品が、2019年8月2日(金)より再びシネ・リーブル池袋へ戻って来ることが決まった。

カンバーバッチ、マッケラン、ファインズなどの傑作が帰ってくる

演劇の本場、イギリスで上演された舞台の中から、英国ナショナル・シアターが厳選し、収録した注目の舞台を日本の映画館で楽しめる“ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)”。
ベネディクト・カンバーバッチ、ベン・ウィショー、レーフ・ファインズ、イーアン・マッケラン、ヘレン・ミレンなどイギリスではもちろん、今や世界で活躍するトップ俳優たち、そして才能溢れるクリエーターたちが結集し創り上げられる舞台は、観れば観るほど面白さが増す味わい深い作品ばかり。
すでに日本で上映されたNTLiveの名作の中から人気の14作品が、この夏シネ・リーブル池袋で上映。初めての方もリピーターの方も、この機会にイギリス舞台の世界にどっぷり浸ってみたい。シェークスピアから現代舞台まで、幅広いジャンルが楽しめる。

【開催時期】2019年8月2日(金)〜9月5日(木)【料金】一般3000円、学生2500円

上映作品14本の詳細

『アマデウス』
原題:Amadeus / 尺:3時間17分(休憩20分含む)
上演劇場:ナショナル・シアター オリヴィエ劇場
作:ピーター・シェーファー
演出: マイケル・ロングハースト
出演:ルシアン・ムサマティー、アダム・ギレン
宮廷楽師のサリエリが若手音楽家モーツァルトの才能に気づいてしまったことによる苦悩を描く。

画像1: 上映作品14本の詳細

『イェルマ』
原題:Yerma / 尺:1時間49分(休憩なし)
上演劇場:ヤング・ヴィック劇場
作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ
演出: サイモン・ストーン
出演:ビリー・パイパー(2017年オリヴィエ賞最優秀主演女優賞を受賞)
子供が欲しいと切に願うが恵まれない女性イェルマの物語

『フォリーズ』
原題:Follies / 尺: 2時間37分(休憩なし)
上演劇場:ナショナル・シアター オリヴィエ劇場
脚本:ジェームズ・ゴールドマン
音楽:スティーヴン・ソンドハイム
演出: ドミニク・クック
出演:イメルダ・ストーントン、トレーシー・ベネット、ジェーニー・ディー
取り壊し直前のワイズマン劇場に集まった、かつてこの舞台に出演していた人々たち。彼らの思いを馳せる世界を描くミュージカル。

『ヤング・マルクス』
原題:Young Marx / 尺:2時間33分(休憩15分含む)
上演劇場:ブリッジ・シアター
作: リチャード・ビーン、クライヴ・コールマン
演出: ニコラス・ハイトナー
出演:ロリー・キネア、オリヴァー・クリス
1850年、ロンドン中心部ソーホーで貧乏暮らしをしていた32歳の革命家カール・マルクスの日々を描く

画像2: 上映作品14本の詳細

『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』
原題:Who's Afraid of Virginia Woolf?
上演劇場:ハロルド・ピンター劇場(ロンドン)
収録日:2017/5/18 尺:3時間30分(休憩2回、16分と6分の2回を含む)
作:エドワード・オールビー
演出:ジェームズ・マクドナルド
出演:イメルダ・ストーントン、コンレス・ヒル、イモジェン・プーツ、ルーク・トレッダウェー
ピュリツァー賞に3度輝いたアメリカの劇作家エドワード・オールビー(1928~2016)の1962年初演作。ある晩、大学教授のジョージと学長の娘マーサという中年夫婦のいがみ合いに、客人である若い新任教授とその妻が巻き込まれ……。ストーントン(『フォリーズ』)ら実力派キャスト4人が、激しい言葉の応酬を通し“夫婦”の赤裸々な姿を描き出す。『夜中に犬に起こった奇妙な事件』のトレッダウェーも出演。

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『英国万歳!』
原題:The Madness of George III
上演劇場:ノッティンガム・プレイハウス(ノッティンガム)
収録日:2018/11/20 尺:2時間45分(休憩20分含む)
作:アラン・ベネット
演出:アダム・ペンフォード
出演:マーク・ゲーティス、エードリアン・スカーボロー ほか
18世紀、英国王室の狂騒をブラックユーモア満載でつづった、アラン・ベネット(『ヒストリーボーイズ』)の戯曲。1991年の初演時、演出・主演をそれぞれに担ったニコラス・ハイトナー×ナイジェル・ホーソーンのコンビで映画化(94年)もされている人気作。今回の再演ではゲーティス(トム・ヒドルストン主演の『コリオレイナス』)が原因不明の錯乱状態で英国王室を大混乱に陥れる国王ジョージ3世に扮する。

『フランケンシュタイン』
原題:Frankenstein
(ベネディクト・カンバーバッチ as 博士役バージョン)上映時間:2時間15分(休憩なし)
(ベネディクト・カンバーバッチ as 怪物役バージョン)上映時間:2時間20分(休憩なし)
演出:ダニー・ボイル
作:メーリー・シェリー
音楽:アンダーワールド
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ジョニー・リー・ミラー
内容:ローレンス・オリヴィエ賞で見事に主演の2人カンバーバッチとミラーが主演男優賞を同時受賞した傑作舞台。有名すぎるシェリーの原作ですら、アカデミー賞監督ボイルが演出すると今まで見たことのない新しい世界へと生まれ変わり、怪物の抱えた心の動きにグイグイ引き込まれる傑作。

画像4: 上映作品14本の詳細

『オーディエンス』
原題:The Audience
上映時間:約2 時間38 分
作:ピーター・モーガン
演出:スティーヴン・ダルドリー
主演:ヘレン・ミレン、 ジェフリー・ビーヴァーズ、ジョナサン・クート
ヘレン・ミレンがトニー賞主演女優賞に輝き、その年のブロードウェイ公演では最もチケット価値が上がった舞台の一つ。脚本家モーガンと演出家ダルドリーは、この舞台にインンスパイアされゴールデングローブ賞受賞ドラマシリーズ『ザ・クラウン』を製作した。

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『橋からの眺め』
原題:A View From The Bridge
尺:2時間14分(休憩なし)
作:アーサー・ミラー
演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(本作で2015年ローレンス・オリヴィエ賞最優秀演出賞を受賞)
主演: マーク・ストロング
シシリア系の違法移民である従兄弟家族を受け入れた主人公だが、溺愛する姪がその違法移民の一人と恋に落ちたことから悲劇が起こる・・・。上演後、絶賛レビューが各紙から出たとたん、チケットが瞬く間に売れたヒット舞台。「イミテーション・ゲーム」や「裏切りのサーカス」で印象に残るストロングの演技力は、舞台上でも輝いている。

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『ジュリアス・シーザー』
原題:Julius Caesar
尺:2時間27分(休憩なし)
上演劇場:ブリッジ・シアター
作: ウィリアム・シェイクスピア
演出: ニコラス・ハイトナー
出演:ベン・ウィショー、ミシェール・フェアリー、デーヴィッド・モリッシー、デーヴィッド・カルダー
概要:シーザー暗殺を軸にブルータスを主役に描く欲・愛・友情の葛藤ドラマ。

画像7: 上映作品14本の詳細

『マクベス』
原題:Macbeth
上演劇場:英国ナショナル・シアター オリヴィエ劇場(ロンドン)
収録日:2018/5/10 尺:2時間53分(休憩20分含む)
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ルーファス・ノリス
出演:ローリー・キネア、アン・マリー・ダフ ほか
作品概要:シェイクスピアの四大悲劇の一つ。魔女たちの予言に野心を掻き立てられた武将マクベスは主君を暗殺し、王位を簒奪するが……。英国ナショナル・シアターの芸術監督ルーファス・ノリス演出のもと、NTLiveでもおなじみの若き名優キネア(『ハムレット』『オセロ』『三文オペラ』『ヤング・マルクス』)がタイトルロールに。夫の野心を煽るマクベス夫人役をダフ(映画「未来を花束にして」)が担う。

『リア王』
原題:King Lear
上演劇場:デューク・オブ・ヨークス劇場(ロンドン)
収録日:2018/9/27 尺:3時間50分(休憩21分含む)
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:ジョナサン・マンビー
出演:イーアン・マッケラン ほか
作品概要:シェイクスピアの四大悲劇の一つ。退位にあたり3人の娘の愛情を試した老王リアだったが、長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう。パトリック・スチュアート共演の『誰もいない国』での好演も記憶に新しい名優マッケランが、NTLiveに再び登場! 圧倒的な演技力と存在感で老王リアが辿る悲しい末路を体現する。演出を手掛けるのは堤真一主演の『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビー。

画像8: 上映作品14本の詳細

『ハムレット』
上映時間:約3時間27分(休憩20分含む)
演出:リンジー・ターナー/作:ウィリアム・シェイクスピア
主演:ベネディクト・カンバーバッチ
オリヴィエ賞最優秀演出賞ノミネート歴をもつ精鋭の女性演出家ターナーによる、舞台の奥行を活かしたダイナミックな演出は、劇場の空間でありながら大作映画に匹敵する躍動感が溢れる。本作でタイトルロールを演じたカンバーバッチは、彼特有の個性を評価されながら、同時に歴代の「ハムレット」俳優に匹敵する名演が賞賛された。チケット発売即日10万枚完売した歴史に残るヒット舞台。

『アントニーとクレオパトラ』
原題:Antony & Cleopatra
上演劇場:英国ナショナル・シアター オリヴィエ劇場(ロンドン)
収録日:2018/12/6 尺:3時間42分(休憩16分含む)
作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:サイモン・ゴッドウィン
出演:レーフ・ファインズ、ソフィー・オコネドー ほか
作品概要:『ジュリアス・シーザー』に次いで古代ローマに題材をとった、シェイクスピアによる歴史劇。ローマの武将アントニーとエジプトの女王クレオパトラの悲恋を描く。2016シーズンの『人と超人』の演出家&主演俳優、ゴッドウィンとファインズのタッグが再び実現。ファインズの相手役を務めるのは、「嘆きの王冠 ホロウ・クラウン」シーズン2でマーガレット王妃を演じ、強烈な印象を残したオコネドー。

画像9: 上映作品14本の詳細

配給・カルチャヴィル合同会社

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